2012年5月28日月曜日

ナースと3P・・・その3

「平さん、作り話うまいですね!」・・・実話なんです。

・・・・・・・・

担当ナースの十数人いや、数十人の方が正しい。

薄ピンクの制服が学生。

真ピンクが看護婦。

これが入り乱れて、毎回違う人間が、
血圧、体温、シーツ使え、点滴変え、聞き取りなどを行う。

(ウソだと思うなら、入院してみて下さい!
私は、ウソとブスが嫌いです。が、自分のことを
ブスと思っている女性が皆無なのが不思議・・・)

俺は一番心配したのが、点滴を間違えること。

もしかしたら、B型カイエンの死にそうな
おばあさんのものじゃないか?とか・・・

本当にその量で大丈夫か?

本当に俺の点滴か?!

どこにもその証拠がない。

点滴はなんでも一緒なのかな?

食塩水だっけ?

でも、皆同じってことはない。
がんの人の点滴と下痢の人の点滴が同じはずはない!

どうか間違えないでね。神様お願い・・・

普段は、仏壇をカタログ置き場、
クロスを手裏剣代わりに遊んでいる俺も
この時ばかりは、神に祈った。

その祈りは通じた。

しっかり者の小太りの看護婦が、
「この人手首に認証を付けていないわ!
駄目じゃない。誰が担当なの?」

と一緒にいた学生に聞いた。

二人は、知らなーいと首を振る。

あなたが担当になって頂戴!と私はさらに祈った。

しっかり者の看護婦は、自分で認証を作ってきて、
私の手首にはめた。

・・・・・・

その後、それを確認し、点滴の交換などがされた。

初めからしてくださいよーお願いしますよー
半泣きになりながら、心の中でお願いした。

・・・・・・

その夜つまり、初日の夜

なにやら、顔が冷たい。その冷たさで俺は起きた。

腹痛は少し和らいでいた。しかし、下痢は相変わらず。

寝ぼけた目で、点滴の腕を見た。うっすら赤い・・

あれ?点滴が漏れたのかな?と思い、起き上った。

げ!・・・!!シーツが血の海!真っ赤!

手首の周りのシーツ、枕カバーが血の赤で染まっていた!

あー、不安は的中した。

ちなみに、今まで、テストのヤマ感、
この女はいい人だ(商売)という
予測は的中したことはなかった。(ぼられるか、脅かされた)

どうして不安だけが的中するのか?・・・
俺は、ナースコールを押した。

しばらくして「どうしました?」とナース。

どうしました・・・じゃないですよ!
これ見てください!と指さした。

「まあ、ひどい、あなた!なにかしたんですか?!」

勘弁してください・・・
点滴の管が外れているじゃないですか。これ?

と、点滴の外れた管を見せた。

「あなたが取ったんですか?」

なんで俺がわざわざ点滴の管をとらなきゃいけないの(泣)
もう、何とかしてください。

ナースは、すぐにシーツを交換、
そして点滴の管をつないだ。

「OK?」

なんで、俺に聞くの?

自分で漏れているか確認してから帰ってください。

案の定、ナースが帰ったら、また管が外れ、漏れてきた。
またナースコール。

ナースやってくる。

管またさす。

俺、疲れはてる。

(なぜか、中国語の書き方になってしまった)

こんな深夜劇だった。

しかし、マレーシアの恐怖の一夜は
ココから始まったのだ・・・




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