2009年7月28日火曜日

無防備な自分、邪悪な自分

常に二つの自分が存在する。

なにかを行う。
素直に心のままに何も考えず。

何かを行う。
少し考える。ここをこうしよう。ああしよう。
このほうがいいかな。

出来上がったものはどっちがいいのか?

いいか悪いかは、誰が評価するのか?

自分?

それとも自分以外の人?

自分が納得すればいいのか?
それとも、他人が納得すればいいのか?

ビジネスをやっているものにとっては、他人の評価がすべてだ。

どんなに、自分が気に入っても他人がいいと評価して、
お金を払い買ってくればければならない。

芸術とも文学とも違う。

しかし、自分が納得いかないもの、好きでないものを
世の中に出しても仕方がない。

それこそ意味がない。

自分がやりたいこと。
これこそが自分の人生をかけてもいい。そう思えるもの。

そんなものを仕事にできたらどれほど素晴らしいか。

しかし、世の中は自分の好きなこと行い
商売になるほど甘くはない。

歌が好きでも、コンビニでアルバイトをしながら歌う。

靴職人で食べていきたいと思っても、会社に勤め事務仕事を行う。

好きなことをビジネスにできないのか?

できるともできないとも言えない。

好きでもないことをやって、うまくいくこともある。

実際私は工務店経営は好きではないが、
うまくいっている。

工務店経営、会員組織化、マニュアル販売、出版。
何をやってもうまくいく。

工務店の仕組み、家づくりの仕組み、技術、ノウハウ
すべてに精通しているからだ。

お客の心理、感情手に取るようにわかる。

しかし、好きではない。
だから、自分の会社エルハウスを大きくしようとは思わなかった。

最も自分自身に利益をもたらすチャンスを
自らがつぶした。

エルハウスで作ったノウハウを上場企業に売った。

もし、それを売らないで自分で儲け、
そして、その後売りだしていたら・・・
日本一の住宅会社になり、日本一の住宅組織を作れたかもしれない。

自分でそう考えるのではなく、多くの人に言われる。

しかし、結果的に私はほかの道を選んだ。
もしかしたら、その選択は間違っていたのかもしれない。

私は自分のやりたい道を選んでしまったのだ。

そのおかげで、情報ビジネスで大きく儲けることができ、
少し有名になることができ、情報ビジネスの一つの形を残せた。

しかし、今情報ビジネスに携わる人の多くが苦しんでいる。
何をしても売れない。何をしても儲からない。

なぜだろうか?

少なからず儲けている人はいると思うが、
その儲けは所詮数千万円から数億円。

日本経済、世界経済から見れば、鼻くそ以下の存在だ。
情報ビジネスなど経済の大人には相手にもされていない。

はっきり言うと、情報ビジネスは儲からない。しかも不安定。

儲からないから、安定しないからいい人材が参入しない。

副業でちょっと稼ごう。
ノウハウもないのに、他人のノウハウを売ろうとする。

それがいけないのかといえば、それはない。
それもビジネスの一つだ。

ただ、所詮小さなビジネスであり、どうあがいても
どう転んでも儲からないし、成長しない世界なのだ。

漫画業界を見てほしい。

素晴らしい才能が次から次に出てくる。

表世界を書いた漫画、裏世界を書いた漫画(闇金うしじまくん)

どちらの世界も素晴らしい漫画がある。
勇気、感動、絶望、混沌、人生のすべてを教えてくれる。

小学生が読むマンが、3歳児が読むアンパンマンでさえ
人生を教えてくれる。

なぜ、それほど素晴らしい漫画が多いのか?

それは、漫画業界が儲かるから。

この理由だけなのだ。

儲かるビジネスには優秀な人間が参入してくる。
そして、才能を磨き、切磋琢磨する。

情報ビジネスの世界にはそれがない。

人のまねをして作る。

本を読んで作る。

有名な人と対談して作る。

個性も何も感じない。

己の生き方も何もない。

ただの文字だ。

自分も含めその世界にどっぷりとつかっている。
その世界から早々脱落していった人も多い。

食えないからだ。

毎月30万円、100万円稼いでなんになるのか?
生活の足しにはなるか・・・それはそれでいい。

このブログは、自分を見つめるために書いている。
あなたのことを言っているわけではない。

自分自身のみらいを見つめ書いている。

私は第2の人生をどう生きるか?
それを話すのをやめることにした。

それは私の人生であり、あなたの人生ではないから。
参考にならないと思う。

しかし、工務店を立ち上げ、情報ビジネスに参入し、コンサル
通販、投資、ネットビジネスに携わってきた。

この後一体平さんはどうなっていくのか?
とても興味があると思う。

私の生きていく過程をお話しすることで、
一人でも、二人でも勇気を持って生きて行けるなら
やっぱり話をしなければならない。

無防備な自分、邪悪な自分のはざまで揺れている。

私たちが携わっている情報ビジネスは、これからのビジネスである。

これからはじまり、大きくなっていく。
役に立たないノウハウは消え、商売の邪魔をするコンサルは消える。

内容のない本は売れない。
そういう時代に入る。

はじまりは常に苦しいものだ。
しかし、その世界で生きると決めたら、とことん学び、実践し
やり遂げてほしい。

私もやり遂げたい。

帰国後、手ぐすねを引いて待っている仲間や社員達と
本当のビジネスを始める。

最も得意なことを徹底的に行う。

私のために用意された数多くのレンガの壁を壊していく。

私は精神的にも感情的にも肉体的にも進化したい。

経済を発展させるにはどうしたらいいか?

日本経済ではなく
自分たちの身の周りの小さな経済を活性化させる。

そこから始まる。

ドキドキした人生を、わくわくしたビジネスを
自らにも、周りの人間にも味あわせたい。

それが私の役割である。

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