2014年10月3日金曜日

弱くなる方法

平です、

弱くなる事に興味はありますか?

「えっ? 平さん、いきなり何の話ですか?
弱くなる。。って?」

そうです。
今から弱くなる方法を教えます。

街で恋人と手をつないで歩いている時、
数人の若いチンピラに絡まれて、いちゃもんを
つけられた時、ボコボコにやられてしまう程、
弱くなりたいですか?

どんなに相手にパンチをしても全くダメージを
与える事ができず、リンチ状態にされて、
鼻血を出しながら泥まみれで倒れてしまうのです。

そして恋人に「あなたって本当は弱いのね。。
知らなかったわ。。」と呆れられるのです。

そんな『弱さ』を身につけたくないですか?

「平さん、言ってる意味が全く理解不可能です。
誰がそんな弱い男になりたいと思うのですか?
あり得ないです。僕は強くなりたいっす!」

そうですか。

それでは今から話す『弱くなる方法』をしっかり
聞いておいて下さい。

そして、この方法だけは避けておいて下さい。
そうすれば逆に強くなれると思います。
それではスタートします。

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弱くなる方法:
ジムで筋トレをする
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ジムで筋トレをすると弱くなります。
これは科学的に実証されている事です。

「はっ?何言ってるんすか? ジムで筋トレやれば
重いものが持てるようになって強くなるに
決まってるじゃないすか? 頭狂ってるんすか?」

という素人意見が出ると思いますので
分かりやすく説明します。

まず最初に『強さ』の定義を教えます。

強さ=大切な人を幸せにするスキル
だと意識して下さい。

もう少し具体的に『強さ』を表現すると、

- 大切な人を危険から守る
- 大切な人が溺れた時に救助する
- 大切な人が襲われた時に悪者を退治する
- 大切な人が困っている時に素早く走って行ける
- 大切な人が怪我をした時に、背負って長距離
歩いていける
- 大切な人と長時間、濃厚なスキンシップをする
- 大切な人に迷惑をかけないよう年を取っても
元気でいる
- 大切な人の荷物を持ってあげて長距離
運んであげる事ができる
- etc..

など色々と強さの定義があります。

そうです。

強さとは、こういう風に大切な人を守ったり
救ったり、気持ちよくしてあげたりする
スキルの事を指します。

で、
ここで必要な要素は以下になります。

- 暴漢を退治できる体力、スピード、瞬発力。
- 水の中で泳げる無駄な筋肉の無い体。
- 彼女を背負って長距離歩ける筋力と筋持久力
- 素早く走れる軽くて俊敏な筋肉
- 床に近い位置で小刻みに長時間動ける筋持久力と
体幹コントロール力
- 年を取っても転んだりしないバランス力、
そして故障の無い体
..

こういう能力が必要になります。

つまり『強さ』とは以上のように総合的に見て
様々な動きに対応でき、無駄の無い筋肉、
筋力、瞬発力、筋持久力、バランス能力、
体幹コントロール力、
のバランスが絶妙に取れている肉体だと
いう事に気がつくと思います。

で、
ここで疑問が出てくると思います。

「平さん、ジムで筋トレをすれば、こういった
総合的な能力が身に付くと思っていますが、
それはどうなのですか?」

一言で答えます。

総合的な能力はつきません。

ジムで筋トレをやると逆に弱くなります。

これは素人の方には理解できない深いテーマに
なってきますが、できるだけシンプルに話を
まとめて話します。

最近のジムトレーナー(なんちゃって専門家)は
筋肥大を目的としたオーバーローディング・
トレーニングを推奨しています。

つまり、筋肉のサイズアップを向上させる事を
目的としたエクササイズ法です。

筋肥大を達成したい場合は、

a) 1RMの75%-85%の重量を使用
b) 8回~12回前後のレップ数
c) できるだけコンパウンド種目で
大きな筋肉にフォーカス(脚、背中, 胸など)
d) インターバルは60秒前後
e) 超回復の期間を持つ
f) バーンを得るようにスローモーションで
アイソレーションして行う。
g) 可動域を広くしてストレッチポジションから
収縮ポジションまでフルで行う
h) 体重 x 1.5 - 2.0グラムのタンパク質を摂取
i) クレアチン、BCAA、グルタミンなど摂取し
使える重量アップ、回復促進、など意識
j) POF理論(ポジション・オブ・フレクション)を
導入したスーパーセットを行う。
k) ネガティブレップなどで定期的に最大筋力を
向上させていく
l) チェイントレーニング導入でポジション重力に
変動を持たせる
m) etc...

など色々とテクニックが存在します。

これらを意識する事で筋肥大を達成する事が
可能になります。

が、
ここで思い出して下さい。

あなたのトレーニングの目的は何ですか?

筋肉のサイズを大きくする事ですか?

それとも本当に『強い』体を創る事ですか?

筋肥大トレーニングを行うと確かに筋量は
増えやすいので効率的だと言えます。

が、これはあくまでも筋肉の大きさの話です。
総合的な能力は『逆に下がる』のです。

例えば、以下のようなデメリットがあります。

a) 無駄な筋肉がついてしまい疲れやすくなる。
筋肉は大量の酸素を使用します。

なので筋量が増えると酸素不足に陥りやすい
体になります。

つまり『息が上がりやすい』体です。

駅の階段を昇るだけで息が上がる体になります。

b) 体の使い方が下手になる。
筋トレをやると筋トレが上手くなります。
が、日常生活が下手になります。

筋トレは非常に特殊な体の使い方をします。

自然界ではあり得ないような動き方をして
不自然に筋肉に刺激を与えようとします。

つまり不自然な体の動きが身に付きます。

通常、物を持ち上げる際は全身で重力を
分散してできるだけ筋力を使わずに
物を持ち上げようとします。

が、筋トレ癖がついている人は、部分で
重力を受け止める癖がついています。

なので重力を分散する能力が下がります。

非常に疲れやすく効率の悪い動きです。

c) 動きが遅くなる

筋肥大トレーニングの特徴は、
スローモーションです。

広い可動域を使い、ゆっくりと重力を
筋肉に伝える動きになります。

瞬発力が落ちます。
プライオ・メトリックトレーニングなどを
ピリオダイゼーションに組み込む事で
バランスを整える事ができますが、これは
プロのスポーツ選手でも無い限り、
リターンが低過ぎる、と言えます。

d) 関節が故障します。

高重量トレーニングを年を取っても行っている人は
ほぼ存在しません。

ヘビートレーニーは理想像を追いかける習性があり
老人になっても高重量を扱えると思っていますが
これは95%の確率で不可能です。

もし体質的に可能だったとしても体に
良い影響は与えません。

世界中のベテランボディービルダー、パワーリフター、
ウェイトリフターと交流すると必ず彼らが言う事が
あります。

それは、
「若い時に重いものを持たなければ良かった。。」
という言葉です。

自分の間違いを認めたくないトレーニーは
正直には言いませんが、自分を直視できるベテランは
みんなこう言うのです。

「重いものを持ちすぎるな。」
と。

人間の体には超回復という能力が備わっています。

これを『アダプテーション』と呼びます。
つまり順応能力です。

環境に順応する事で生き延びるように人体は
できています。

筋トレというのはこのアダプテーションを
活用しています。

が、何事にも限界があります。
順応にも限界があるのです。

人間に備わっている順応能力を過信して、
繰り返し過ぎると最後にはネジが外れます。

運動をやらないよりやった方がいいです。

が、やり過ぎるのは更に悪い結果に
つながるのです。

「平さん、それでは低重量のスーパースロー、
スーパー可動域のトレーニングはどうでしょうか?」

これもあまりオススメできません。

もちろん扱う重量が低いので関節へのダメージは
かなり低いです。

が、これは逆に究極の『効かせ癖』が
身に付きます。

つまり低重量トレーニングの達人になると
『蚊』が腕に止まっただけで三角筋に効いてくる、
という事になります。

極めてしまうとティッシュ一枚を持ちあげて
筋疲労させる事ができるようになります。

そんな人間になりたいと思いますか?

低重量トレーニングを行っている人の見極め方は
『握力』です。

常に握力が緩い、握りが弱い動きが身に付いています。
高重量、低重量、どちらにせよ効かせ癖がつく事には
変わりないです。

...
以前にお話した通り、筋トレにも様々な種類が
あります。

筋肥大目的、瞬発力、筋持久力、最大筋力、
など色々あります。

プロの格闘家などが本業で肉体を鍛える場合は
もちろん筋肥大の時期も必要ですし、様々な
アングルで能力を向上させる必要があります。

が、これはあくまでもプロの話です。

プロのスポーツ選手でも無い限り、
そこまで体を虐め抜く事に何のメリットも
無いのです。

スポーツ選手はとにかく故障しています。
故障していない選手は皆無です。

なので、一般ピープルの私たちがプロの行う
ピリオダイゼーションのように期間別に
種目を変えていくのは時間のロスです。

で、
ジムでの筋トレを行ってサイズを上げると
確かに『強そう』な感じになります。

が、実際に強いかどうかは全く関係ないです。

大切な人を守る為に必要な動きがフルに
できるか否か、というテーマで話すと、これは
全く意図違いになります。

もちろん筋肥大だけを達成したい人は
これでOKだと思います。

が、
総合的にみて『本当の強さ』を身につける為には
どのようなトレーニングが良いのでしょうか?

しかもプロの運動選手でも無い私たちが
長期的に健康的にバランスよく全身を鍛える
トレーニング法は何なのでしょうか?

大切な人間を徹底的にどんな状況でも冷静に
救助できる肉体を創り上げるには、どのような
トレーニングが適しているのか?

それが、
『Xサーキット』
です。

どんな場面に遭遇しても無表情で対処できる
無駄の無い肉体を構築する最短距離だと
断言できます。

10才の頃からトレーニングに関わってきた
仙人さんが辿り着いた最強の鍛錬法です。

近日、具体的な方法をプレゼントしますので
以下にコメントを下さい。

前回の記事ですでにコメントをくれた人も
もう一度コメントして下さい。
今回の記事の感想、そして反論があれば反論、
賛成意見があれば賛成、

あなたの意見を教えて下さい。

なんちゃってジムトレーナーに騙されて
動けない体になるのは今日で終しまいです。
では、コメントお願いします!
平秀信

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