2009年7月21日火曜日

業績が急に伸びた理由

俺の友人で森下さんという人がいる。

彼も住宅会社をやっている。2代目だ。
私たちと同じグループなので、同じやり方をしている。

同じような商品を同じやり方で売る。
結果はどうか?

違う。これは当たり前。
理由は、その会社がどのくらいの目標を立てているか?
それで決まる。

エルハウスは年間72棟 営業マン3名

子育て世代の家設計室は35棟 営業マン1名

アルルホームズは80棟 営業マン3名

サティスホームは120棟 営業マン4名

で、森下アットホームは40棟位、営業マン3名

何が違うのか?
森下さんは悩んだ。どうしてほかの会社よりも
とれないのか?

サティスホームさんへ1週間勉強に行った。
そして、年間60棟受注する営業マンに張り付き
学んだ。

しかし、わからない。

悩み続けた。なかなか結果が出ない。

ある日、思うことがあり、自分がやって見せることにした。
見学会で接客、アポ取り。

少し変化が現れた。

次に、営業マンを自身が行うセミナーに
連れて行き、話をさせた。他の工務店の社長の相談を受けた。

自分が聞く立場から教える立場に変わった。

営業マンにまた変化が現れた。

チラシのコピーを変えた。

反社会性、興味から共感へ。

また、変化が現れた。
見学会の参加人数が増えたのだ。

そして、念願の年間60棟受注が見えてきた。

森下さんの行ったことは以下の通りだ。

1.自分がやって見せた

2.営業マンが講師になって教えた

3.チラシのコピーを変えた


このくらいのことは誰にでもできるかもしれない。
しかし、できないのだ。

だから結果が出ない。

少し変化を出すための行動を起こせば、確実に何かが変わる。
変化を起こす行動は、本当に些細な行動なのだ。

しかし、それに気づき、やるかやらないか。
それで、結果は大きく変わる。

社長が変わらなければ会社は変わらない。

社長がさぼったら社員もさぼる。

社長のできないことは、社員もできない。

教えるのではなく、自分がやってみる。
その姿を見て、社員の意識は変わる。

うまくやる必要はない。熱意なのだ。

営業マンも、人に教えることをしたことがない。
教えようとすると、自分のいけない部分がよくわかる。
駄目な営業方法を自分で理解する。

そして、営業スタイルが変わる。

小さな変化が、会社に大きな変化をもたらす。

少し何かを変えてみよう。

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