2009年8月3日月曜日

最後の教え Mrxがアルバイトで常に一番チップを手に入れた方法

このブログで私が最後に話す内容です。

最後だと思うと、さみしく、書く手も止まりがちですが、
今日はさらりと書きます。

Mrxは14歳ころから働いていたといいます。
アメリカはチップの国です。

アルバイト代はほとんどありません。

お客にチップをもらえなければ、
一生懸命働いても何にもならないのです。

たくさんチップをもらう。これがアルバイトが考える
唯一のことです。

では、どうすればチップをもらえるか?

言うまでもなくお客に喜んでもらえばもらえます。

しかも、期待以上のサービスをしてくれれば
たくさんチップをもらえます。

Mrxは色々なアルバイトをやりました。
特に飲食店で働いたそうです。

働く先では、常にチップをもらう額がトップだったといいます。

では、mrxはどうやってチップをたくさんもらったでしょうか?

この話を先日マレーシアで聞きました。
私も考えてみましたが、

声をかける。
笑顔で接する。
希望を先読みして行う・・・などしか思いつきません。

しかし、mrxのやったことは、驚くべきことでした。

商売の原点。

まさに、これこそが私たちが行わなければならないこと。

常に頭に入れておかねばならないマインドセットだったのです。

では、mrxは何をやったのか?

初めてのお客が来て注文します。
お客は楽しそうに食事します。

そして、支払い。

「ヘイ、チエック頼むよ」

「お客さん、楽しんでもらえました?

支払いは結構です。私が支払いました。

どうぞ、そのままお帰りください」

「え、君が払ってくれたの?!」

そうです。私のおごりです。ぜひまた来てください

なんと!mrxは初めてのお客に食事代をみなおごったそうです。

すると、どのお客も驚き、チップをたくさんくれ、
また、次に来たときも必ずmrxを指名したそうです。

次から次にお客はやってきて、みなmrxを指名したのです。

mrxは何をしたのか?

まず、与えたのです。

私たちはまず、お客からお金を奪おうとしていないでしょうか?

どうすれば、財布を開くか?
どうすれば、買ってくれるか?

売ろう、売ろうとしていないでしょうか?

まず、与える。
そして気に入ってもらったらその対価をいただく。

本当の意味でこれができたら、どんなビジネスでも
うまくいくはずです。

しかし、行うのはとても勇気のいることだと思います。
また、自分のビジネスには使えないよ。
そう考えるかもしれません。

応用できるかどうか?

私はすべてのビジネスに応用できると思います。

私も家を売ったり、情報ビジネスや、通販をやっています。
自分でも考えてみたいと思います。

まず与える。

どうすれば、お客に満足を、夢を、何かを

初めに与えることができるのか?

どうかこのことを忘れないでください。

私も忘れないように手帳に書きました。

私はこの孤独の旅を通し、たくさんのことを学びました。

そして、学んだことをこれから実践していきます。

このブログは今日で終わりますが、8月5日から新たな
タイトルでブログを始めます。

続けることが大切だと言いました。

私もブログを続けることで、あなたが見ていると思うことで
何かが変わると信じています。

ぜひ、引き続き読んでいただければと思います。

それでは日本でお会いしましょう。チャオ!

追伸

私をずっと見守り導いてくれたMrxに心から感謝します。
そして、同様に旅を側面から支援してくれた廣田さんに
お礼を言います。

ありがとう!



旅が終わる前にMr.Xと色々と話し合いました。

ここをクリックしてMr.Xとの会話を聞く

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