2014年10月22日水曜日

カルフォルニアツアーから帰りました。

カルフォルニアツアーから帰りました。

面白かったです。

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以下神崎さんのFBからの転用です。
IQ200のYさん(東大医学部)の金髪女性への
“声がけ”レポート、第二弾です!(18禁)

The Reminiscences of Huntington Beach: Part II


タクシーの後部座席で
仙人さんがキスへの流れを説明してくれた。
 
女の子は3人組で、
そのうちのひとりの金髪を狙っていたところ、
マネージャーがやってきて、
 
"Are you harassing?"
(君はうちの女の子に手を出しているのか?)
 
と言うので、
 
"Yeah, I'm just harassing."
 
と答えました。
 
仙人さんは、笑顔で言った。
 
「こう言われてしまえば、言い返しにくいですよね」
 
「女の子が、"but I don't know you."と言うので、
"I'm trying to get to know each other."
(だから今、こうしてお互いを知ろうとしているんだ)」
 
のように、たくさんの切り返し方を
矢継ぎ早にジェスチャーを交えながら
説明してくれた。
 
聞いているぼくは、
相手の感情を揺らしながら、
高めながら、なんとなく仙人さんが目指している状態に
持ってゆくような「流れ」を感じていた。
 
「女の子とエッチするときのマインドセットは、
『子宮に精子を詰め込む』です。
精子は愛です。子宮に愛を注ぐ。
そして、相手もそれを求めていると知っているんです。
I'm just helping you to realize your desire.
(ぼくは君が君の欲望を現実化するのを助けているだけ)
Don't try to be someone you are not.
(どうして、君は本当の自分じゃない姿を演じようとするのか)」
 
仙人さんからさまざまな説明を受けているうちに、
日本人スーパーに到着する。
 
日本人スーパーでは、
 
「白人の女の子のみに声をかける」
 
というルールではじめようとしたのだが、
あまりにもカスタマーがいないので、
場所を移動することになった。
 
Huntington Beachのバーへと向かう。
 
ストリートを少し歩いて店を探し、
結局レストランに入った。
 
先程の韓国レストランでは、
おそらく、
 
「あいつらはゲームをしている」
 
と認識されてしまったので、
今回は気づかれないように行動しようと計画。
 
仙人さんから、
店外の白人の女の子に声をかけるようにと
神崎さんに指示が出る。
 
神崎さんは、韓国レストランのときからずっと、
仙人さんから指示が出ると
即座に行動する。
 
本当にすごいと思った。
 
今回、仙人さんは、神崎さんに
作戦をさずけた。
 
「じゃあ、受付の女の子でいいので声をかけてください。
Openerは、"Hey, can I ask you a question?"(質問していい?)
 
ナンパしていると思われないように、
友達が友達に話しかけているように見えるように、
自然な感じで。
 
向こうがYesと言ったら、
 
"Are you going to answer honestly, or are you going to
fake it?"(正直に答えてくれるの、それとも適当なことを
言うつもりなの?)
 
と聞いてください。
 
まず、相手からyesを取ることが
とても大切です。
 
そして、相手が正直に答えるとコミットしてくれたら、
 
『実は、君にどうしても3つのことを伝えたくて来た』
 
相手が
 
『え、何々?』
 
と言ったら、
 
『いや、すごく言いにくいんだ』
 
『なになに?』
 
『本当に言いにくいことなんだ。
怒らないと約束してくれる?』
 
『OK』
 
『ひとつ目に、君の髪はすごく美しい。
日本人女性と全く違う』
 
『そして2つ目に、
君の肌はすばらしい。すごくきめが細かくて、
美しくて』
 
『そして3つ目・・・これは、
本当に言いにくいんだ』
 
『なに?』
 
『いや、これは、
本当に本当に言いにくいことなんだ』
 
『なに?』
 
『じゃあその前に、
これは本当に正直に言ってほしいんだけど、
ぼくの見た目を改善するとしたら、
どこを改善したらいいと思う?』
 
そうすると、いろいろ言ってくれるから、
そうしたら、
 
『伝えたいことの3つ目は、
君が改善した方がいいところなんだけど、
それは・・・いや、これは本当に言いにくいよ』
 
大体、こんな流れでお願いします」
 
神崎さんは、
さっそく店外に出かけて行った。
 
しばらくすると神崎さんが帰ってきて、
店外席には金髪の女性がいないと
報告があった。
 
そこで、店員に気づかれるリスクはあるが、
店内のレジのそばの4人組の女性に声をかけることに
計画を変更する。
 
さっそく話しかけにゆく神崎さん。
 
ただ、その4人組は、
もういなくなってしまっていた。
 
そこで、またもや計画を変更し、
レジの金髪女性に声をかけることに。
 
「What do you think of the Japanese men?
(日本人男性をどう思う?)と聞いてください」
 
と仙人さんから指示が出ていた。
 
神崎さんは、すぐに行動し、
そして、帰ってきた。
 
神崎さんの報告によると、
金髪の女性がいなかったので、
黒髪の女性に声をかけてきたとのこと。
 
神崎さんも緊張して、
 
"What do you think of Japan?"
 
と聞いてしまい、そうしたら
その子は、
 
「アニメとか、日本好き」
 
と答えてくれたとのこと。
 
仙人さんは、
 
「それだと、全然性的じゃないじゃないですか」
 
と笑いながらコメントしていた。
 
そして、入り口の受付にいた金髪の女性は
おそらく店内のどこかに行っていたのだろうということで、
そろそろ受付に帰ってきているだろうから、
再度その金髪の女性に声をかけにゆくように
今度はぼくに指示が出る。
 
そこで、声をかけにいったのだが、
女性の店員たちが3人で談笑していたので、
ぼくにはその会話の中に入ることがはばかられ、
仙人さんに相談しようと席に戻った結果、
仙人さんが、ぼくをその3人のところに
連れて行った。
 
「この人が、君をすごくかわいいっていうから」
 
仙人さんは切り出した。
 
金髪の女性も一緒にいたのだが
さっき神崎さんが声をかけた黒髪の女性に
対して。
 
「白人はアジア人とつきあわないっていうけど、
君はどう思う?」
 
「いや、私は気にしないけど、
実は、私の彼氏はベトナム人だし」
 
「そうなんだ。彼のことはどう思う?
彼はキュートかなあ」
 
「うーん、OK」
 
「何才?」とぼくは聞かれたので、
 
「43才」と答えた。
 
(42才と言ったかもしれない。
自分の年齢をよく覚えていないので)
 
「Too old?」
 
「そんなことないよ、
43才なんて
このあたり(と彼女は店の内外を示すジェスチャーをした)に
たくさんいるし」
 
「どんな男性が好みなの?」と
仙人さんは聞いた。
 
「Personalityが大切かな」
 
こうして、その黒髪の女性と話をしていると、
一緒にいた金髪の女性(少し太め)が、
さみしそうな雰囲気を出した感じがした。
 
さっきまでは2人の女性で
楽しく談笑していたわけで、
それで放っておかれて、
劣等感が出たのかなと思った。
 
そう考えていると、
仙人さんはすぐに
その金髪の女性に話しかけた。
 
「君、かわいいね」
 
そうしたら、黒髪の女性が反応した。
 
「それって、私がかわいくないってこと?」
 
「いや、ぼくはそう言っていない」
 
「え、でも、さっきの言い方だと、
そうなるでしょ」
 
「そんなことない。君はとてもかわいいし、
さっきもぼくらと一緒に来ている日本人の男性が
話しかけてきたでしょ。君の顔は、
すごく日本人好みで、日本人男性は
君に声をかけずにいられないんだよ」
 
「えー、私日本に行こうかな」
 
「日本人の男性はどう思う?」
 
「Hardworkingだからいいと思う。
友達が日本にいて、
くじらの博物館がとってもいいって言ってた」
 
「日本人の男性とつきあうとしたら
どういう人がいいの?」
 
「やっぱりpersonalityが大切かな」
 
「そう、personalityが大切」
 
金髪の女性も会話に入ってきた。
 
「じゃあ、どんなのがダメなの?」
 
「Creepyなのがダメ」
 
「Do I look creepy?」(←これはぼくのセリフ)
 
「うーん、no」
 
こんな話をしていると、
太った感じの男性が
どどどーとレジに向かって
走ってきた。
 
その男性は
息を切らしながら、
強制力を発揮しようとしている感じの声で
言った。
 
「こいつは俺の妹だ」
 
ぼくだったら、ちょっと
ビビってスゴスゴと
引き下がったと思う。
 
ところが、ちょうど直前に
仙人さんとぼくは立ち位置を
たまたま交代していて、
そのアニキの目の前に立っていたのは
仙人さんだった。
 
仙人さんが何を言ったのかは聞こえなかったが、
仙人さんは動じることなく、
むしろちょっと前に出て
言い返していた。
 
(あとで聞いたら、アニキは"Is everything cool?"
[何か問題が起きているか?]と言ってきていて、
それに対して仙人さんは"Are YOU cool?"と返したらしい。)
 
"It's not gonna happen!"
(絶対にそんなことは起こらない!)
 
アニキは怒って大声を出した。
 
"It's not gonna happen!"
 
アニキは、再度怒って言った。
 
黒髪の女性と金髪の女性は、
2人ともシュンとなって
うなだれていた。
 
ぼくらは席に帰った。
 
仙人さんは、「ヤツに怒っています」と言っていた。
 
仙人さんは、ケンカっぱやいところもあるとのことで、
でも今日は、ぼくたち(神崎さんとぼく)がいるので
耐えているようだった。
 
"Are you fucking retarded?"とか
言い返したかったとのことだった。
 
「なんなんだ、お前は妹とのことで
心理的な問題でも抱えているのか、
ただ話していただけだろう、
それでそんなに怒るのは
何か心に問題を抱えているだろう、
トラウマでもあるんじゃないか?」
 
のようなことを言っても良かったと
言っていた。
 
「Itって何だ、お前は何を想像しているんだ、
性的に不満でもあるのか」
 
「Incestuousなんじゃないか」
 
それからもしばらくの間、
仙人さんは、アニキに対して怒っていると
言っていた。
 
金髪の女性店員がそばを通ったとき、
仙人さんは、
とんとんと彼女の腕をたたいて注意を引いて、
 
「あのアニキ、ちょっとおかしいんじゃないか」
 
と話しかけた。
 
金髪の女性は、
 
「でも私たちは仲良くしなくちゃだから、
それをわかって」
 
と言って、そそくさと離れていった。
 
ぼくには、あくまでも強気な仙人さんが
印象的だった。
 
ぼくたちはレストランを後にして、
ホテルに帰った。
 
その道中、
仙人さんは、神崎さんにタクシーの運転手さんに
話かける内容を指示していた。
 
運転手さんは、少し年配の
バングラディッシュ人だった。
 
指示されていた内容は、
 
「アメリカ人のマ○コは好きか」
 
「あー、おしっこしてえ」
 
「私はマ○コが大好き、
ああ白人のマ○コが見たい、
あなたも見たい?」
 
とか、そういう感じの内容だった。
 
ぼくだったら、その内容を運転手さんに話しかけるのは
やはり怖くてできない。
 
(これは、拒否される恐怖、嫌われる恐怖だと自覚できる。)
 
ところが、神崎さんは
指示を次々にこなしていった。
 
これはすごいと驚愕した。
 
運転手さんは良い人で、
神崎さんが途中で少し
 
「ヘンな質問をしてごめんなさい」
 
と謝ると、
 
「いや、会話があったり質問があるのはいいことだよ、
every question is a good question」
 
と言っていた。
 
それでも、神崎さんが
その種の発言をひたすら続けた結果、
運転手さんがだんだん引いていって、
無口になってゆくのがわかった。
 
きっと、この運転手さんも
ぼくと同じような問題を持っていて、
心が重くなっているんだろうと思った。
 
運転手さんは、途中神崎さんに言った。
 
「君も結婚しているんだったら、
そんなことを言っていないで、
家族を大切にするのがいいよ」
 
まじめな人だった。
 
ホテルについたら、
仙人さんから、ぼくに指示が出た。
 
タクシーの運転手さんに
 
"Are you gay?"と聞くように
 
とのことだったが、
ぼくには聞けなかった。
 
嫌われる恐怖に
身体が固まるのがわかった。
 
ぼくが心理的な問題を抱えていることが
自覚された。
 
おそらく、何かしらの「ルール」を
内部に持っていて、
それに縛られている。
 
現実認識が歪んでいると
思った。
 
「できない」ということから
見えてくる現実だった。
 
ぼくたちは、
ホテルのバーで飲み直した。
 
受付には、
何日か前から話しかけている
ウクライナ人のウェイトレス(かわいい)がいて、
 
「あれguysどこに行ってたの
一日中探してたよ」
 
と出迎えてくれた。
 
(昨日、「明日は一日中ホテルにいる」と
伝えていたからだと思う。)
 
このときには、仙人さんは
トイレに行っていて
まだ席にいなかった。
 
ぼくは、彼女が好感度が高い感じで
話しかけてくれたことに驚いた。
 
仙人さんは、
席に来ると、その子を
いじっている感じで話しかけていた。
 
「とにかく話しかけることが大事です。
練習が大切です」
 
とぼくに教えつつ。
 
仙人さんは、なぜかウクライナ語も知っているようで、
時折ウクライナ語で話しかけていた。
 
すると、ウェイトレスもうれしそうで、
ニコニコして応対していた。
 
途中から、
 
「ぼくらがここにいるのは今晩までだから、
メールアドレスとか、Facebookとかを
教えてほしい」
 
という内容が仙人さんの会話の中に
入ってきた。
 
ウェイトレスは断っていた。
 
すると、
 
「ぼくは君をかわいいと思う。
だから、君の連絡先をほしいと思う」
 
のようなことを言っていた。
 
するとその子は、
 
「でも、あまりここに来れないでしょう?
会う頻度が低くなるから」
 
と言っていた。
 
その子は「彼氏はいるの?」と聞くと、
「いない」と答えていた。
 
(これは、韓国レストランにいた子たちとは
違うパターンだった。)
 
こうして何度か話しかけていると、
その子は、少し照れながら、
ポールの影に隠れて
 
「何か注文などはありますか?」
 
と聞いて来るようになった。
 
すると、仙人さんは、
 
"Why are you avoiding me?"
(どうしてぼくを避けるの)
 
「いや、避けてないよ」
 
「でも、そうして少し離れた場所に
立ってるじゃない」
 
「避けてないよ」と言って、
その子はテーブルのそばに近づいた。
 
「君はmean(意地が悪い)だね」
 
と仙人さんは言った。
 
「そう、私はmean」とその子は
少し怒って、テーブルを離れていった。
 
「あ゛ー」とかなり大きなため息を
吐き捨てるようにして。
 
かなりのストレスを感じているようだった。
 
次にテーブルに来たとき、
 
「ぼくは君をかわいいと思う。
だから、君と連絡を取りたくて
連絡先を聞いている。
君はどう思うんだ。チャンスがないならそう言ってくれ、
そうしたら、もうこういうことは言わないから」
 
すると、その子は、
 
"NO chance"
 
と言った。
 
「どうせ私はmeanだし、
あなたは私のことが嫌いでしょ」
 
と言いながら離れていった。
 
ぼくらはしばらくそのバーにいたから
その子は何度もテーブルに来たのだが
仙人さんは、ひたすら無視をしていた。
 
「No chanceと言ったから。許さない」
 
と言っていた。
 
「ラストオーダーだけど」と
その子が来たときにも
仙人さんは無視していた。
 
ラストオーダーの後も、
ぼくたちは話し続けていた。
 
しばらくして、
屈強な黒人の店員さんが出てきて、
 
「閉店ですから」
 
と告げた。
 
閉店と知り、ぼくらは店を後にした。
 
すると、ウクライナ人のウェイトレスが
ドアのところにいて、
かなりさみしげな感じで
 
"See you guys"
 
と言っていた。
 
そのさみしげな、
弱々しい感じに、ぼくはまた驚いた。
 
さっきまでは、強気で拒否っていたのに。
 
仙人さんは、少し遅れて出てきたので、
その後、何が起きたのか、
詳しくは知らない。
 
ただ、仙人さんが教えてくれたところによると、
その子は、
 
「私はmeanじゃないよ」
 
と仙人さんに言ってきて、
そこで、
 
「どうしてなんだ、冷たい仕打ちをしたじゃないか、
もしmeanじゃないなら、それを示してみろ」
 
と言い返し、じゃあハグしてみてくれと言ったところ、
ハグしてくれて、キスしてくれたとのことだ。
 
その後、仙人さんは、
神崎さんの部屋でゆっくりと
あれこれ話をしてくれた。
 
ぼくたち(アジア人)の多くの心の中にある
白人崇拝的な気持ちが
とても良くないとのことだった。
 
そして、白人女性も
ステレオタイプに
アジア人を嫌っている。
 
そんな女性の縛りを
解放してあげたい。
 
それを1人1人やってゆけば、
ドミノ倒しのように女性たちの意識が変わってゆくし、
次にその白人女性に声をかける
アジア人への反応が良くなる。
 
だから、次のアジア人のために
やっているんだ。
 
そう仙人さんは言っていた。
 
ぼくは、ぼく自身が「次のアジア人」になった
シチューエションを
その日何度も体験していたので、
仙人さんがそこにいたのを知っている。
でも、仙人さんは、
仙人さんのことを知らないアジア人のためにも
活動しているんだなと思った。
 
だから、白人女性とのトークの中に
「アジア人」という単語が良く出てくるのだと
ぼくは納得した。
 
これ以外の話題でも、
仙人さんは、よくある先入観や
よくある恐れ、よくある疑いを
明確に言語化して質問してくることがある。
 
白人女性に埋め込まれている観念に対し、
その観念の活動にひるむことなく、
それを変革してゆく。
 
その「変える強さ」を体験した1日だった。


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