今年1月、私の兄が胃がんになりました。
二つ違いなので、53歳です。
20キロもやせてしまい、昔の面影はありません。
手術の経過がよくなく、
入退院を繰り返しています。
兄を見ていると、健康が一番だなーと
つくづく思います。
人はいつかは死にます。
必ず死にます。
そして、その日はいつかは誰にもわからないのです。
毎日を精いっぱい生きる。
これしかないのだと思います。
昔、下記のレターをお墓屋さんのために書きました。
ふと思い出したので、掲載しておきます。
「後悔だけはしたくない。できれば、笑って死んでいきたい・・・」
生前99%の人がそうお答えになりました。
しかし、実際はなくなった多くの方々が悔し涙を流しながら、
看取る人もなく死んでいきます。
一生懸命働き、人生をまっとうした人達がなぜ、
幸せに死ねないのでしょうか?
ここに一冊の小冊子があります。
「もし、あなたが今死んでしまうとしたら、
死にゆく前に何をしておきたいですか?
これだけはやっておかなければ、死ぬに死ねない。
そう思うことを10こあげてください」
というアンケートをまとめたものです。
年令55 才以上の男女100 名を無作為に選びお聞きしました。
あなたは考えたことがあるでしょうか?
後3 ヶ月後にガンで死んでしまうとしたら、
何をやっておきたいですか?
古くからの友人と会う。
行ったことのない国に行く。
おいしいものをおなかいっぱい食べる。
妻と今までの楽しかったこと苦しかったことを語り合いたい。
子供達に自分の生きてきた証を残したい。
このようなことを多くの人が書かれていました。
そして、そう書かれた人達こそが鬼のような顔を残し、
死んでいったのです。(追跡調査で分かったことです)
では、笑顔を残し安らかに死んでいった人たちは、
「死に前にやっておかなければならない10 のこと」
に何を書いたのでしょうか?
あなたは、後悔して死にたいですか、
それとも笑顔で死にたいですか?
そんなこと、聞くまでもないことです。
しかし、あなたの思いとは逆に、あなたが死んだ後、
家族は様々なトラブルに書き込まれ、
苦しむのです。
今元気なあなたは思いもよらないことかも知れません。
あれだけ仲の良かった兄弟が憎しみ会う。
母親を子供達が捨てる。
そんな信じられないことが起こるのです。
私と私の家族は現実に、父親が死んだとき、
家族が崩壊するトラブルに巻き込まれました。
そのことがきっかけで、私は、少ない貯金をはたき、
アンケートを実施。全国を自分の足で歩き、事細かに調査し
ていったのです。そうしてまとめたのが、ここにある小冊子です。
今幸せなあなたにこそ読んでいただきたいのです。
たくさんの友人知人に配り、その後口コミで広がっ
たこの小冊子は、残り30 冊になってしまいました。
手作りのものですので、見栄えはよくありません。
もう増刷する事もないです。自分のつらい過去を思い出したくないからです。
どうぞお手にとって読んでみてください。
心からあなた様の幸せをお祈りします。
7 コメント:
平様
こんばんは。本日は大変考えさせられる
お話をありがとうございます。
自分も大切な人を無くしたとき、悲しくて
火葬場で棺の祖母を見つめながら涙を流し
ていました。
その横で、まだ3才になる姪が
「大きいおばあちゃんどうしたの?」と
不思議そうに質問をしました。
どうやって、説明していいかわからず
だっこして、「バイバイして」と言い、
無邪気に手を振ってもらうことしか
できませんでした。
パチンコと旅行が大好きで、近所の方とも
いつも仲が良かったです。
彼女は、これが好きだからと。
近所の方が、パチンコの玉、一緒に旅行に
行った写真、編み物、色々と入れてくれ
ました。
あの世にもっていけるのは、
人に与えた喜びと悲しみだけ、と、聞いた
ときに、日々大切な一日を充実し過ごす
ことを考えるようになりました。
自分の人生でこれだけはやっておく。
平様が決められていることはありますか?
今回のような内容の時にお聞きしたいです。
教えて頂ける範囲でお願いできますか?
茂木雄二
平様
おはようございます。
出来ればその小冊子を頂けませんでしょうか。
平先生
最近の平先生のブログは、心に響きます。
私にとって、圧倒的に他とは違う
素晴らしいものです。
いつもありがとうございます。
コメントありがとうございます。私が決めていることは、毎日悔いのないように生きる。これだけです。
小冊子ですが、このお墓やさんが作ったかどうか?わからないのです。作れば当たると思うのですが。
Inspirational words 心に響く言葉、これを心掛けて書いています。
ブログには、いくつもの書き方で書いているのですが、
1.ノウハウ
2.感じる物語
3.私的なこと
などなど、みなさんのお役に立てれば幸いです。
4.
とても深い内容だと思ったのですが
下記のレターとはどこからどこまでですか?
平さんが作られたのですか?小冊子。
読解力がなくて申し訳ない。
死ぬ前にやっておかなければならない事って
何でしょう?そんな事があるのでしょうか?
平先生
大変ご無沙汰しております。
毎日、毎日、精一杯、できることをやって、生きたいと思います。
ありがとうございました。
平先生、こんにちは!
ブログ有り難く拝読させていただいております。
実は、私、先日脳ドッグで再検査をし、脳に腫瘍がみつかりました。
ショックで何とも言えない気持ちでした。
あれから、1か月。明日も検査へ行きます。
いろいろと考えました・・・・・・。
家族のこと、仕事のこと・・・・・。
今後の身の振り方を考える際の参考にさせてください。
ぜひ、小冊子を1冊譲っていただきたいです。
可能ならばお願いいたします。
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