2010年9月7日火曜日

中断は生産性の大きな敵である

もしあなたが毎日遅くまで会社にいて、
週末も仕事をしているとしたら。

それは仕事が多すぎるのではなく
仕事の仕方に問題があるのだと思います。

その理由は「中断」にあります。

私も今では、好きな時に会社に行き
あとは世界中を飛び回っていますが、

昔は普通のサラリーマンだったので
このことはよく分かります。

考えてみてください。

仕事に集中できるのはいつですか?

大体の人はこの問いにこう答えるでしょう。

「早朝、もしくは夜」と。

どちらも周りに人がいない時間ですが、
これは偶然ではありません。

例えば午後2時頃になると

会議があったり、電話やEメールの対応をしたり、

同僚と雑談したりするでしょう。

そうようなちょっとした中断が
あなたの生産性を大きく下げているのです。


仕事場の1日と言うものは
様々な事柄によって区切られています。

45分働いたところで電話が鳴る。

そしてその15分後にお昼に行く。

午後は会議。

気付いた時にはもう5時を過ぎています。

つまり、誰にも邪魔されない時間というのは
一日のうちのほんのわずかしかないのです。


そのような断片的な時間が
いくら数多くあったとしても

集中した仕事というのは
あまり期待できません。

そこで重要なのは
一人だけの時間と空間です。

ある程度まとまった長い時間が
持てたとき、人はもっとも生産的な
作業ができるのです。


(私の場合は、飛行機に乗って
移動しているときは非常に集中できます。

なぜなら電話もメールも来ないですし、
外界からの中断がまったくないからです。)

私の会社インプロビックでは、
毎日午前中、集客タイムという時間を

設けています。

その時間はビジネスにおいてもっとも重要な、
「見込み客を集める作業」に徹しています。

その間は、電話も鳴りませんし、
誰も会話もしません。

そうやって各自が集中して生産性のある
仕事を行える環境を作っています。

あなたの会社でもそのような時間を
設けてみてはどうでしょう?

また、会社でそれを行うことが
難しければ、

家でそんな環境をつくってください。

携帯の電源も、メールも見てはいけません。

時間を区切って、誰にも邪魔されない環境を
1日の中で必ずつくることをお勧めします。


いいですか?何も考えていないと
1日何もできずに中断ばかりで終わってしまいます。

ビジネスで成功したいのあれば、
そのような時間が絶対に必要なのです。

1 コメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは

自分と対話する時間、本当に大切ですよね。

今自分にやるべきことを明確にすることが
チャレンジすることへの近道。

頭に思うことをペンに宿らせ
紙に書き写す、小さな行動の積み重ね。


人はほんとにすぐ忘れてしまいます。

自分ひとりの静かな時間を毎日かかさず
つくって進むべき道を考えていかないと・・。