2010年9月28日火曜日

他人と闘うな、自分自身と闘え

前回もお伝えいたしましたように、
競争をするということに何の意味もありません。

なぜでしょうか?

競争を気にするとあなたの
頭の中には常にストレスが溜まります。

ライバルは何をしているのか?
次は何をするつもりなのだろう?
どう対処すればいいのだろう?

相手のどんな小さな動きでも気にする、
というのはあまりいいマインドセットとは
言えません。

そんなストレスと不安がいっぱいの頭では
いいアイデアを生むことは難しいでしょう。

なおかつ競争相手の状況も常に変わります。
それはあなたがコントロールできるものでは
ありません。

自分がコントロールできないものに対して
心配することに何の意味がありますか?

そうではなくて、自分自身に対して
集中をしてください。


あなたの目の前で起こっていることの方が
ライバルの目の前で起こっている事より重要なのです。

相手の事を気にしているヒマがあったら
自分自身を改善するために時間を使って下さい。

相手の事を考えすぎていると、
あなた自身の行動にも迷いが生じます。

自分自身のオリジナルなアイデアを考えることが
出来ず、

いつのまにか他人のアイデアを少し変えた
だけの発想しか行えなくなるのです。

もし仮にあなたが「iPodを超える音楽プレーヤーを
開発しよう」と思っていたとしたら、その時点でもうダメです。

それは他人のアイデアを基準に新しいものを
生みだそうとしているからです。

そうではなくてこの場合、全く違う観点、発想から
音楽を聴く環境というものを提供しなければ
成功はできないと思うのです。

決して「打倒アップル!(もしくはあなたの業界の
アップルに相当する会社)」

なんて考えないでください。

ビジネスとは勝ち負けではなく、
それぞれの会社が利益を出せているかどうか
という点が重要なのです。


他人の真似をするだけなら
そもそもあなたはなぜ今の仕事をしているのですか?

単なる真似するだけの存在ならあなたの会社の
存在意義はないのではないでしょうか?

もし勝ち負けに負けたとしても、
真似に走るのではなく、自分自身が本当に正しいと
思うことを突き詰めた方が

将来的にずっといい結果をもたらすのでは
ないかと思います。

他人の事にとらわれ過ぎず、
自分自身と向き合って進む道を考えてください。

0 コメント: