こんにちは、平です。
そういえばいつのまにやら鳩山首相が辞任してしまいましたが、
このあいだ私が子ども手当ての件でバカにしたのを気に病んだのでしょうか。
さて今日は日本人の働き方についてのお話をしたいと思います。
若い20、30代の方々にぜひ読んでいただきたいと思います。
よく日本人はエコノミックアニマルだ、
とか働きすぎで頭がおかしい、なんていわれますが、
実際会社に寝泊りして倒れるまで働く人はたくさんいます。
そういう私もかつてはそんな時期がありましたが、
体力的にももうそんなことはできません。
もちろん、やりがいのある仕事のために人生を捧げて全力で働くことは
素晴らしいことだと思います。
しかし、私が疑問に思うのは
会社に残っているだけで仕事をした気になっている人間についてです。
そうなってしまうと、仕事が進むどころか、
逆に問題が増えてしまいます。
そんな働き方はずっと続けられるものではありません。
いつの日か必ず燃え尽きてしまうのです。
一度その日が来てしまったらもう取り返しがつきません。
よくあるのがただダラダラと仕事をしている例です。
頭をしっかりと働かせればすぐ解決する問題を、
体力を使って長時間働くことで補填しているのです。
それは賢い仕事の仕方と言えるでしょうか?
そんな人間は残業して長時間働くことが当たり前のようになっているので、
効率の良い仕事の仕方を模索しなくなるのです。
さらに悪いことに、長時間仕事をしている(と思っている)ので
自分が
会社の英雄であるかのような気になります。
そして効率の悪い仕事をしているので、必然的に問題が増え、
さらに残業時間が増えるという悪循環に陥っていくのです。
そのような人間が多いと、定時までしっかり仕事をして帰る人が
罪悪感を覚えるようになり、
大して仕事もはかどらないのに遅くまで残ってしまう、
というように仕事場全体に悪影響を及ぼすのです。
疲れた状態の頭では、正常な判断というものはできませんよね。
どの作業を優先して時間をかけるべきか、ということもおぼつかなくなります。
つまり、仕事中毒のように長時間働く人間は、
1日8時間だけ働く人間よりも仕事が進まない場合もあるということです。
「自分は完璧主義だから」という人間もいますが、
実際は不完全な仕事の修正に時間を費やしているだけです。
いわゆるワーカホリックな人間は会社において英雄でも救世主でもありません。
本当の英雄は
すでに帰宅している人間です。
その人間こそが本当に仕事を理解している人間なのです。
いいですか、もう大して仕事も進まないのに
残業をするなんていうことは絶対にやめてください。
そんなときはさっさと帰宅して次の日の朝早くきて仕事をする方が
仕事の能率は100倍上がります。勤勉を美徳とする文化の日本ですが、
無駄な仕事をすることは美徳でもなんでもありません。
どうやったら素早く短時間で結果を出せる仕事ができるのか、
そのことについて常に考え、
あなたが自信を持って業績を残せる仕事をしてください。