私、いじめの事件が頭を離れません。
なぜか分かりませんが、どうしても考えてしまいます。
今日は、食事の途中で具合が悪くなり、
吐いてしまいました。
家に帰り血圧を測ると190!ー135。
そのまま倒れ、寝込みました。
私が悩んだ時意見を聞く人、廣田さんに聞いてみました。
ものすごく長いですが、読んでください。
・・・・・・・・・以下廣田さんのご意見。
まず、、、
特効薬があるとしたら、、、
強くなることしかない、と思います。
もし、根本的に「イジメ問題」を解決しようと思うと、
さまざまな要素が絡んできます。
30年かかるのではないか?と思います。
まあ、ちょっと自分の思いつくままに
つらつら書いてみますが、
めちゃんこ長くなりそうですので、どうかお許しください。
・まず、いじめた加害者に対しての話。
今回の大津事件もそうですが、加害者とおぼしき少年たちの行動は
もし私が誰かを殴ったり、万引きさせたりしたとしたら、単純に捕
市教委が隠す隠さないとか言ってるけど、話になりません。
これは単純に犯罪なのです。
きっちりと法の裁きを受けなければなりません。
また、それを隠すことも許されることではありません。
噂によると、加害者とおぼしき連中は、
既に全員引っ越して、もうその学校にはいないとか。
そんなの関係ありません。
私が誰かを殴り、引っ越したところで
許されるものではありません。
学校が治外法権の場になるのは決していいことではありません。自
悪いことをしたら、自分に帰ってくる。
そのことを教えるべきです。
今の日本は「見つからなければ何をやっても許される」社会に
なってしまっているのです。
・学校のあり方
昔は、学校の先生が大きな権力(?)を持ち、悪いことは悪い、い
私なんて何度殴られたかわかりません。私の好きだった教師は、言
悪いことをしたら罰を受ける、それが普通です。
それを教師が、ちゃんと教えていました。
いまは、そういう教師はいなくなったと聞きます。
実際、いい教師が減ったのではなくて、ちょっと小突いただけで親
学校の責任をいろいろ言いますが、学校としても何も出来ないのも
まあ、盗撮に精を出している教師もいるようですが。
私は今の日本において、義務教育じたいがほぼ必要ないと思ってい
そして、行きたい学校を自由に選んだ上で、親は、「学校に置ける
ちなみに、うちのオヤジは、私が教師に殴られるたびに礼を言って
・親の立場
親から見ると、イジメが実際にあるかどうかは非常につかみにくい
子供は、「おれ、イジメにあってるの」とは言えません(らしいで
もし、仮りに、親が少し気づいて、「いじめられてない?」と聞い
そして、一番難しいのは「どこまで様子を見ていいか」がわからな
親の責任云々を言う人もいますが、「いじめられる側の親」には決
・社会の問題
イジメは、なにも子供のことに限ったことではありません。
この大人の社会でこそ、イジメは横行しています。
マスコミは、芸能人がちょっと酒飲んで裸になっただけで、鬼の首
どーでもいいようなことを、さも大層に報道します。あれが一般人
私の知り合いにも、何人かマスコミに取り上げられた人がいます。
順番は常にこうです。
1、美談として取り上げる
2、商品価値があるうちはどんどん載せる
3、どこかの段階でスキャンダルを(ねつ造してでも)堀り出す
4、ボロクソ書く
これ、タダのイジメです。
でも、視聴者や読者が読むから、見るから、報道します。いじめて
ネットの世界でも、イジメは横行しています。
ちょっと「儲けた」とか言って商品を売るマーケッターは、いろん
これらも、全くのイジメでしかありません。
・戸塚ヨットの考え方
私は、戸塚ヨットの戸塚校長と知り合いです。
スクールへ遊びにいったりしたこともあります。
戸塚校長の意見はこうです。
イジメは社会において、必ず存在する事柄であり、避けて通れない
なので、それに打ち勝つには、いじめられないようにならないとい
で、、、(ここからは私は少々意見が違いますが)
戸塚ヨット内では、イジメは奨励されています。
それに打ち勝て、という話です。でも、打ち勝てない子は自ら幕を
実際、自殺者が多いのも事実です。
しかし、戸塚校長は自分から「入れなさい」と言ったことは一度も
世間では悪者扱いですが、戸塚校長を攻める前に・・・という気も
まあ、校長のやり方も極端ですが。
・根本的な解決策
昔は、親が道徳を教えていました。
弱いものを助けなさい。
人にいやなことをしてはならない、卑怯なことをするな、云々。
私は、オヤジによく殴られました。
オヤジは、「男としてみっともない真似をするな」と言いました。
喧嘩で負けて帰ってきたら殴られる。弱いものいじめしたら殴られ
昔の「父親」はそういったものだと思っています。
「法律より、自分のルールを守れ」
あれから数十年経った今は、
逆に私が、若い子らにそう伝えています。
法律は安全に生きるための、最低限のルールです。
自分のルール、人間としてのルールは、もっと厳しく細やかで、荘
今の日本は「見つからなければ何をやっても許される社会」です。
これは間違っていると思います。
自分自身が、それを許さないようにするべきです。
結局、子供たちも、そしてわれわれ大人も、、、
今の社会は、こういった「道徳教育」が
ちゃんとなされていないように思います。
もし、こういうイジメ問題から、
社会全体に「道徳意識」が見直され、
多くの人に根付いて行けば、いつか変わって行くかもしれません。
一つの国の意識を変えるには、30年かかる、と言われています。
なので、根本的な解決には30年かかる、と私は思うのです。
一人一人が、人としてどう生きるべきなのか?
「人間の常識」というものを考えるべきなのだと思います。
・特効薬
30年も待てない、今この段階が問題だ、
と思われる親御さんがいれば、私はこう答えます。
「格闘技やらせてください。強ければ、そうそういじめられること
根本的な解決策ではありません。でも、確実に、効果はあります。
もし、魔沙斗選手が今のままで中学生だったら、
たぶんいじめられることはないでしょう。
そして、なにより、肉体的だけでなくても、
精神的にも強くなります。
・・・
一時期、平先生はネットで誹謗中傷を繰り返されました。
中には、昔の仲間までが悪口を言いました。
平先生が、師匠である神田先生を悪く言ったという理由です。しか
とても苦しかったと思います。
私なら耐えられなかったかも知れません。
平先生は、とても精神力の強い人です。
(当たり前ですが)自殺することも、
そして自分を曲げることもありませんでした。
精神力が強ければ、、、
そんなことは何でもないことなのです。
社会に期待できない以上、今われわれに出来ることは、
この弱肉強食の世の中で、、、
強くなることだと思います。
そして、次の世代のために、われわれ大人は、、、
人間としてどう生きるべきか?を若い世代に伝えていく。
その義務があるのだと思います。
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