2014年5月23日金曜日

不可能なものは、この世にはない。

「不可能と思える事があれば、すぐに
あきらめるのではなく、

それが、なんとか可能になる道はないか考え、
やってみる事が大切だ」

以下友人から送られてきた内容です。

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今日素敵な映像をみました。

(下記、新聞の記事を適当に要約/違訳しました)

ニコラス・ウイントンという男性。
素晴らしい人道的活動をされた人の中で、
もっとも知られていない人。

第二次世界大戦がはじまる直前、
ナチスドイツによるユダヤ人強制収容所に
送られようとしていた

チェコのユダヤ人の子どもたち
およそ669人を救出して

イギリスに避難させるという
活動をされたイギリス人の方です。

この前の月曜日が、彼の105歳の誕生日でした。

そして、この10月にはOrder of the White Lion
という勲章が授与されます。

チェコ共和国で最も高い勲章です。

チェコの大統領が彼の行為は、
もっとも勇気ある、自我を忘れた
、謙虚な人道活動に値するとコメントされたそうです。

1938年のクリスマス休暇に彼は
スイスにスキーに行く予定を取りやめ、

プラハに向かったときに、
ドイツに占領されていたプラハでは
(もちろんすごいことになっていて)、

成人の救出で手いっぱいで、
子どもの救出に手が回っていないことを知しると、

イギリスに戻ってすぐに、
子どもたちの里親や身元引受人を探して、

子どもをイギリスに避難させる
一大キャンペーン活動を開始しました。

彼は決して高い地位にある政治家でもなく、
特別にチャリティーワークの
バックグラウンドがあったわけでもありません。

しかし3週間のプラハの滞在で、
彼は集団虐殺からたくさんの子供を救う、
大きな決意をし行動に移しました。

なんとか書類をごまかしたり、
いろいろこの手あの手を使って

ロンドンでの9ヶ月の間、
8つの「669人の子供たちを避難させる電車」
をアレンジしたそうです。

しかし彼の存在は長年誰にも
知られることはなかったのです。

彼のこの行為は、1988年にBBCがサプライズで、

「生き残った人たち(子孫も含む)
があつまるリユニオン(再会の集い)」

を計画してはじめて知られることとなります。
それがこの映像です。

最初、彼が救った子供たちのリストが現れ、

そして、彼が実際に救った女性が、
彼の隣に座っていることを知らされ

彼はびっくりし、そして涙を流しています。

そしてナレーターが、

「彼おかげで、命を助けてもらった方は、
お立ち下さい」

なんと会場の全員が立ち上がりました。
(子孫も含まれているかもしれません)

このたびの(今週月曜日)彼の誕生日には、
100人もの人たちが集まったそうです。

誰もが、1939年に彼によって助けて
もらった人たちの子孫たちも集まりました。

そして、今日、彼のおかげで命を授かった人たちは、
世界中に6000人にもおよぶそうです。

彼に聞きました
「良いことをするフォーミュラはなんですか?
(公式)」

「私はあるモットーをもとに行動しているんだ。

それは、もし何か不可能なことがあれば、
それがどうにか可能になる道が他にあるはずだ」

ということ。」
(先月行われたCBSニュースのインタビューより)

https://www.youtube.com/watch?v=6_nFuJAF5F0

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やっぱ、不可能ってないですね。

平。

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