2017年11月23日木曜日

感謝の会

こんな広告が話題です。
   
私も60才間近になり死を身近に
感じるようになりました。
  
母も86才くらいです。たぶん。
母もいつかは死ぬことでしょう。
  
人はみな死にます。
  
その時この新聞の小松さんのような死を選びたいです。
  
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コマツ元社長が個人で出した『新聞広告』
内容に「大きな器」「美しい」
  
「私がまだ元気なうちに皆様方に
感謝の気持ちをお伝えしたく」などが書かれています。
      
コマツこと株式会社小松製作所の
安崎暁(あんざきさとる)元社長が、
日本経済新聞2017年11月20日付朝刊に
出稿した広告が話題になっています。
  
安崎暁さんは新聞広告で、胆嚢(たんのう)
がんを公表。胆道、肝臓、肺に転移している
ことを明かし、
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)
を優先することを理由に、延命治療は
行わないとの考えを示しています。
  
「感謝を伝える時間」に
コマツの入社は1961年。
    
1995年からは社長を務めていました。
最後は感謝の意を述べる新聞広告。
   
「会費お志等のお気遣いは無用です。
平服またはカジュアルでおいでください」
と結んでいます。
  
日本経済新聞に掲 載された広告(2017年11月20日付朝刊)
   
以下は内容の書き起こし。
私こと安崎暁は10月上旬、
体調不良となり入院検査の結果全く
予期せざることに胆嚢ガンが見つかり、
   
しかも胆道・肝臓・肺にも転移していて
手術は不能との診断を受けました。
  
私は残された時間をQuality of Life
優先にしたく、多少の延命効果はあるでしょうが、
副作用にみまわれる可能性のある
放射線や抗ガン剤による治療は
受けないことにいたしました。
1961年コマツに入社し、1985年取締役となり、
1995年には社長に就任、
会長を経て2005年取締役を退任いたしました。
    
その間40余年、皆様方には公私ともに
大変お世話になり、誠に有難うございました。
   
また、引退後も余生を共に楽しく
過ごさせて下さいました多くの方々
にも大変感謝いたしております。
  
つきましては、私がまだ元気なうちに
皆様方に感謝の気持ちをお伝えしたく
左記の通り感謝の会を開催することにいたしました。
  
ご都合のつく方々にご参加いただき
お会い出来ましたら私の最大の喜びでございます。
[日時]
2017年12月11日(月)
11時30分~13時30分
[場所]
東京赤坂ANAインターコンチネンタルホテル B1F
会費お志等のお気遣いは無用です。平服またはカジュアルでおいでください。
コマツ元社長 安崎 暁
“皆様に感謝を伝えたい。”
“お会い出来ましたら私の最大の喜び。”
医療が充実していく中、生死を見定め、自身の幸せな逝き方を考える。安崎元社長が紡ぎ出したゆたかな死生観。
「言葉を失う文字の力」とTwitter上に投稿されると、「生きている間に周囲へ感謝を伝えられるのはいい人生」「終活を覚悟した勇気ある広告」「生前葬ってことですかね」など反響を呼びました。

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