欲について考えています。
英語の先生のミキと欲話しています。
ちなみに、ミキはビジネス欲はゼロです。
欲に関する文献を集めています。
主にロンドンから取り寄せています。
つまり英語本です。
なので、私は読めないので全部
ミキに翻訳してもらっています。
お金がかかります。
怒りも興味深いです。
ムカつく、頭にくる、などではなく、
「抑圧された怒り」の方です。
抑圧された怒りにはたくさんの
「種類」の怒りがあります。
でも共通して言えるのは、
その裏には常に何かしらの
「悲しみ」があるということです。
例えば、
自己表現がうまくできない(フラストレーション)、
「~すべきだ」という理想と現実のギャップで
生まれる怒り(もどかしさ)
家 族とうまく会話がとれない怒り(たどたどしさ)、
などなど・・・
怒りの取り扱いは、学校では教わりません。
「いいひとになる」
「他人に優しく」という道徳的な
ことは学校で一番教わりますが、役に立ちません。
そういう先生が一番優しくないし、
強くないからです。
「怒り」は、人間として「生まれつき」
もっている感情の一つにすぎないのに
まるでそれを邪悪なものにして、
「よろしくない」ものとしての
カテゴリーにいれてしまいます。
よって抑圧されて、
人生のどこかでそれが「歪んで」現われるのです。
それがいじめだったり、
夫婦間であったり、仕事での関係だったり・・・
ある意味で、欲とすごく密接している
のかなと思いました。
怒りは、その裏に、何かしらのニーズが
(「 欲」)が満たされないために
生じる感情なのかなと思います。
奥さんと喧嘩がたえない夫は、
その裏には「理解してもらいたい」
ニーズがあったり、(それが満たされていない)
誰かにムカついている人は、
実は「その人とのつながり」を本当は
求めているニーズがあったり
(それが満たされていない)
怒りの裏には、必ず何かしらの
「嘆き、悲しみ、悼み」があります。
それに寄り添うこと(理解すること)が
一番怒りへの処方なのかなとおもうのですが、
思うだけでは解決しないので、
難しい問題なのです。
アメリカを見ていても、
今「怒り」に満ちていますが
トランプ反対派の人々のニーズとは
「つながり」、「多様性」、「人としての尊敬」
などかもしれません。
そのニーズをトランプはことごとく
無視している行動をとろうとしています。
(イスラム教排除)
逆にトランプを指示している人々は、
「安らぎ(守られていること)」
「安心」などのニーズがあって、
今まで海外からの安い食べ物が
アメリカに輸入されることによって
(それらは価格がとても安い)
アメリカ国内の多くのファーマーが
仕事を失ったため、そのニーズが守られなかった。
また移民によって仕事を奪われる ことも、
実は、その裏に「生活の安心」
のニーズが脅かされる危機があるから、
彼らは、(トランプの政策に)
賛成なのかもしれません。
私はトランプ反対派ですが、
最近「トランプ支持」の人々が、
なぜ彼を支持しているのかに興味があって
それを知りたいと思って
調べたり読んだりして、
少しずつ理解できました。
トランプは、マズローの最下層の人を
取り込んでいく。
上2の自己実現欲、社会欲は無視。
そんな感じも受けます。
全ては、お互いのニーズが満たされず、
またお互いのニーズを理解しようとせず、
さらには「寄り添う」こ とがないため、
亀裂が大きくなってしまうのかもしれないです。
そう考えると、怒りのパワーは
方向を間違えれば怖いけど、
方向を転換させればすごいパワー
なんだなと思いました。
ちゃお!
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