私は最近日常の幸せを感謝できない人々を
かわいそうに思います。
彼らは常に大きな目標を追い求めています。
幸せはいつも自分の手の届かないところにあると考えるのです。
「自分にぴったりの恋人が見つかったら…、
借金を全部返したら…、
もっといい仕事を就けたら…、
その時初めて自分は幸せになれるだろう」、と。
しかし同時に私は、夢を持っていない人間についても残念に思います。
彼らは現状に満足し、
不可能だと思われることには絶対に挑戦しない人達です。
先日もとある人が
「いつも最悪の事態ばかり予想していれば、
落胆することはありませんよ」
と言っているのを聞いて、
「この人とは友達にはなれないな」と思ってしまいました。
私はこう思います。
「人は現在の自分自身に満足しなければならない」と。
しかし、それと同時に
「努力すれば星にだって手が届くのだ!」と
いうことも信じていなくてはならないという事も。
この2つの考えは一見矛盾して聞こえるかもしれません。
しかし、深く考えてみると実は共通していることがあるのです。
それは「恐怖心がない」ということです。
「今の自分に満足する」事と、
「星に手を伸ばしてみる」事は、両方とも「恐怖心」
があっては出来ません。
「今のままで大丈夫だろうか」、という恐怖があれば、
今の自分には満足出来ませんし、
「失敗したらどうしよう」という恐怖も、
あなたの夢を妨げるものです。
人はみな何かしらの夢や希望を持って生きなくてはならない
と思います。
しかし、
その夢を達成することが出来ないという現実が
日常の生活に支障をきたすようであってはならないと思います。
夢を思い描くことはあなたの人生に喜びと希望をもたらします。
しかし、それが実際に実現するかどうかは二の次なのです。
私はあなたに「失敗すること」を恐れてほしくありません。
そして、登ることが不可能だと思われる山を登り始めてください。
それで一定のスリルが得られれば十分です。
頂上にたどり着けるかどうかはあまり重要ではありません。
(私などは、目的地に着いたためしがありません)
重要なのは、転びながらも一歩一歩着実に
次の段階まで登っていることを実感し
「こんなに高いところまで来るのは初めてだ!」、
という満足感を感じることです。
今年中に、上るべき山を決めてください。
まずは、そこからです。
3 コメント:
平さん。
初めてコメントいたします。私は何事も悲観的に捉えてしまう悪い癖があります。
今は、どうにかしてプラス思考な人間になりたいと努力しています。
「努力すれば星にでも手が届く」
本当にそうですよね。
1
プラス思考の人間になる必要はないと思います。私は物事を悲観的に考える方です。悲観的な結果・・・そうならないように、頑張っているだけです。
ユニクロ柳井会長も超悲観的人間です。毎晩会社が倒産する夢を見るそうです。
経営者は孤独です。悲観的になっても仕方ないと思います。
私は悲観的ではあるのですが、毎日社員を笑わせるジュークを言っています。少しだけ強がって、ジョークの一つでも言ってみましょう。
hira
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