2009年12月22日火曜日

本当にチャンスはないのか?

「チャンスがない…」という人へ

今日はアメリカのある大富豪についてのお話をしましょう。
黒人女性の億万長者のお話です。

彼女は7歳で両親をなくしました。

彼女は言いました。

「成功への花道なんてものはありません。仮にあったとしても、
 私はまだそれを見つけていません」、と。

「私が人生において何か成し遂げたとしたら、
 それは常に精一杯働いてきたからです。」

「椅子に座ってチャンスが来るのを待っていてはいけません。
立ち上がってチャンスを自分で作って下さい。」

そして黒人である彼女はこう言いました。

「アメリカが尊敬をするのはお金だけです。
 私たち黒人が必要なのは黒人の億万長者なのです。」

サラ・ブリードラヴは1867年、ルイジアナ州の農園に生まれました。

彼女の両親は奴隷であり、彼女が7歳の時に亡くなりました。

サラは18歳の時、女の子を出産しましたが、
その子の父親は2年後に亡くなりました。

なんと、後にC.J. ウォーカー婦人(Madam C.J. Walker)という名で
世界中に知られる事になるサラ・ブリードラヴは黒人であり、
幼子を腕に抱えた20歳の未亡人という状況から、

アメリカ初の「自分の力で富を築いた女性大富豪」へと成り上がっていったのです。

もちろん当時のアメリカにどれだけ人種差別と
女性差別が横行していたかは、説明するまでもないでしょう。

彼女は言いました。

「私の成功は、自分自身でチャンスを見つけ出すところから
 始まったのです。」

「私は南部の綿花畑から来ました。そして洗濯婦になりました。

その後は、調理場のコックになりました。

そして、その後には化粧品の製造ビジネスを始めるようになったのです。」

「会う人みんなが、私のしていることは間違っている、と言いました。」

間違っていたのは彼女以外の全員でしょう。


あなたはどうですか?

あなたには彼女のように成果が実を結ぶまで待つことが出来る忍耐強さ、
粘り強さ、逆境をはね返す不屈の精神がありますか。

それとも、ただ座って腕を組んで、
「大きなチャンス」が来るのを待っているだけですか。

そしてチャンスが来なかったら、泣きながら

「俺にはなんてチャンスがないのだろう」、と言うのでしょうか。

私は黒人女性という立場から、自らチャンスを創り出し、
億万長者になったC.J. ウォーカー婦人ことサラ・ブリードラヴに
心からの敬意を表したいと思います。

追伸

私たちには、家族がいて、社員がいて、協力業者さん達がいます。
彼らに感謝する。全てはそこから始まるのだと思います。

自分が受けてきた、弾圧や逆境。

それらを乗り越えなければ何も始まらないし、
手に入れることはできません。

甘えを捨てましょう。

何があってもあきらめてはなりません。

やるのです。

1 コメント:

匿名 さんのコメント...

なぜ平さんのブログにはコメントがないのですか。
”いい話を聞けた”では何の糧にもならないのですよ。

本当は、このコメントを書いている時間も勿体無いくらい、私は真剣にお客様のことを考え、そして、自分のポテンシャルの中で最大限誰よりも実行しているつもりです。

だから今、こうしてコメントを恐れ戦きながらも投稿することができているのです。

学ぶことは大切ですが、こうしてディスカッション&コミュニケーションする場があるのですから、というより、そのために”ブログ”という媒体があるのですから、もっと突っ込めばいいと思います。

そう思いませんか、平さん。
大切な時間を、学びを得たい人にシェアしている以上、そういった読み手が多くなれば、もっともっと、活気・熱気が付き、切磋琢磨できる環境になると思うのです。

間違っていたらごめんなさい。
たぶん、平さんもそうだと思うのです、私は。