心に咲くバラ
ある男が、バラを植え、親身にお水をあげていました。
そして花咲く寸前のつぼみを観察していると
「とげ」を見つけました。
そして思ったのです。
「このようなキレイな花が、
こんな鋭いとげを持つ植物から生まれるなんてどうしてなんだ?」
この思いに心を痛めた男は、
バラにお水をあげるのを無視しました。
そして花咲く前に、そのバラは死んでしまいました。
それは、多くの人に言えることなのです。
どの人間の中にも、バラが存在しているのです。
美しい性質が、生まれた時から植えられていて、
そして、失敗という「とげ」とともに育っていくのです。
私たち多くが、自分自身を見つめた時、
「とげ」と欠点だけを見てしまいます。
そして失望し、
自分には何もいいことがないと考えてしまいます。
自分の中にある「良い部分」に水をあげるのを無視し、
最終的にそれは死んでしまうのです。
自分の持っている可能性を認識することが
永遠になくなってしまうのです。
自分の中に存在する「バラ」を全く見ることがない人がいたら、
他の誰かがそれを見せてあげないといけません。
私達人間が持っている最大なるギフト(特別な能力)の一つは、
相手の持っている「とげ」を越えて、
その人の中に存在する「バラ」を探すことです。
これは「愛情」の特性であり、
相手をみて、欠点を把握し、
そして相手が欠点を克服するために、
それに(相手にバラの存在を)
気付かせてあげるよう手を差しのべることです。
バラを見せてあげることで、相手は」「とげ」を克服できるでしょう。
そして、バラは、何十にも花びらを付けて、咲き乱れるでしょう。
この世の中での私達の役目は、
相手に(その人が持っている)「とげ」ではなく
「バラ」(その人しかもっていない良さ)を見せてあげることなのです。
そうすれば、お互いの愛情が芽生えます。
そして私達自身の庭(人生)に、花が咲き乱れるのです。
追伸
私としては、きれいすぎる話なのですが、たまにはこういう話も
いいと思いました。
追伸
廣田さんの出版キャンペーン終わりました。
が、この本は本当にいい本なので、キャンペーンなど
関係なく、本屋さんでも買ってほしいです。
私、何冊も買い、友人に配っています。
いい本と悪い本の違いって何かな?って考えたのですが、
よくわからないです。
ホリエモンの本は本音だけで書いてあるので、とても面白いです。
2 コメント:
この世の中での私達の役目は、
相手に(その人が持っている)
「とげ」ではなく
「バラ」(その人しかもっていない良さ)
を見せてあげることなのです。
感動しました。
コメントありがとうございます。よかったです!
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