2010年7月30日金曜日

人々をどうやって動かすか?

こんにちは、今長野にいます。
長野で新しいプロジクトを始めましたので
詰めています。

田舎から東京に出てきて10年。
もう一度地方から・・・そんな気持ちです。

田舎は新鮮です。
東京が新鮮に感じた10年前が嘘のようです。

さて、私には英語の先生がいて、ミキさんといいます。
本人は美人と言っていますが、私は疑問を感じています。

彼女が興味深いものを送ってくれましたので
シエアしたいと思います。

How to get people to do things
人々にどうやって行動をおこさせるか


Scratching people where they itch
人がかゆいところを引っかく

人は、他人の行動、つまり
「この人は、どうしてそのような行動をとるのだろう」
と理解しようとする時には大抵の場合困惑する。

そして、それを「この人は、logic, reason and intelligence
(ロジック、理性、そしてインテリジェンス)で判断して行っているのだ」
と間違って推測するが、それは正しい答えではない。

Human beings are emotionally directed organisms.
We are intellectual, but not intellectually directed.

人間とは、感情的に方向付けられる生命体である。
人間は、知性を持っているが、知的に方向づけられているわけではない。

その代わりに、私たちは「感情」によって感動するし、やる気を起こす。

Living is a constant process of trying to
satisfy emotional needs and wants.

生きることは、感情的ニーズと願望を満たそうとする不変のプロセスである。

Talking to one’s intellect stimulates thought,
but talking to emotions stimulates action.

人の知性に語りかけることは、思考を刺激するが、感情に語りかけることは
その人の行動を刺激する。

では、優しく、我慢強く、そして説得力を持って、
どうやって人々の感情に語りかけるのか?

それは相手の状況、相手が今いる立場に立って、
その人が感じていることをあなた自身が感じようとすること。

あなたが誰かを、あなた自身の見方(意見、見解)へ
向くように変えさせたいのなら、

まずその人が立っている場所へ「あなたが実際に」行き、
その人の手を取ることだ。

You start where he/she is, and work from the position.

相手が今いる場所こそが、あなたがワークを始める出発点なのである。

人は、突っついても、押しても、動かない。

しかし彼らに「良い理由」を与える、
つまりあなたの理由ではなく「彼らの理由」の一つを与えること。
それが、彼らが恩恵を受ける方法であれば、
自然と彼らはあなたの方向に向いてくる。

相手に何かをさせようと説得させるためには、
まずfeed (供給)、
つまり、「感情的な恩恵が」彼らにあることについて、
話さなければならない。

人々が物事を行うのは(ある行動をとるのは)、
彼らの理由があるからだ。あなたの理由ではない。

だからこそ、あなたは、相手に「理由」を与えなければならない。

Knowledge of selling 売ることの知識

人は、新聞を買っているのではない。
ニュースを買っているのだ。

めがねを買っているのではなく、
「よりよいビジョン(もっと良く見える視力)」だ

化粧品というケミカルを欲しいのではない、しかし、
それがもたらす美しさ、見た目のよさにお金を払っているのだ。

People do not buy goods or services.
They buy what those things will do for them

人は、商品やサービルを買っているのではない。
彼らは、それがもたらすものに対してお金を払っている。

Persuasion takes place by helping people
meet their emotional needs.

説得は、人々が自分の感情的ニーズを満たすように
助けることによって起こる。

Look for emotional needs 感情的なニーズを探す

まず自分の感情について意識してみるとよい。
なぜなら、あなたが持っている基本的な感情のパターンは、
それと類似したものを他の人も持っているからだ。

あなたの一番強い願望は、恐らく必要とされること、
愛されることであろう。

それが愛情、友情、属すること、ロマンス、承認、
認識、様々な社会的ニーズにリンクしていく。

それは行き着くところ、
「幸せ」という言葉がもっている意味かもしれない。

Self-satisfaction, fulfillment, achievement,
the actualization of your uniqueness

自己満足、満たされること、達成、あなたの(存在の)
ユニークさが具現化されること。

これが、あなたの人生がどのように過ごされるかを決定する大きな部分となる。

感情とは複雑なものだ。

Identifying emotions ends up in such
a scramble of labels.

it’s something like trying to summarize
the dictionary.

感情を認識しようとすれば、ぐちゃぐちゃになったラベルに終わってしまう。
(整理しようとしても、整理できない羽目に終わる)
それは、まるで辞書を要約しようとするようなものだ。

別に全ての感情を整理する必要はない。
全ての感情を分類し、タイトルをつける必要もない。

まずあなた自身の感情にアクセスし、あなたの中にある感情は、
他の人々の中にもあるということを理解することだ。

そこでの違いはintensity of individual’s emotions
つまり、感情は一緒のものでも、人によって「その強度」が違うということ。

よって、相手の(人の)感情を意識することや
また、自分の感情へアピールする同じ方法を(相手に)
取ることは、十分ではない。

あなた自身がその人の感情の中になじんで、
same wave band (周波帯)に加わることが必要だ。

Study the vibrations.  
Measure the energy and depth of the
individuals’ inner stirrings.

波動を研究すること。
エネルギーと、個人の内側の沸き起こる感情の深さを測るのだ。

Persuasion doesn’t end with merely finding out
a person’s emotional profile.

Your ‘knowing doesn’t move another to “doing”.
You must scratch people where they itch.
Search for emotions that are unsatisfied
and then stroke those.

説得は、ただ人の(相手の)感情のプロファイルを
見つけることで終わるのではない。

あなたの「知ること」は、自動的に他者を「行動」
へと動かすものではない。

人々がかゆいところを引っかかなければならないのだ。
よって満足していない感情を探し出し、そこを狙うのだ。

あなたこそが、人々の人生で何がうまくいっていないのか、
それを発見させる助け人になれ。

どんな願望、切望、好みを相手は持っているのか。
それを発見「させる」手助けをするのだ。

まずは、彼らの問題について話をすること。話を聞くこと。
彼らの満足していない感情を明らかにすること。
何が彼らを悩ましているのかを発見すること。

これは誰かに何かをさせるよう説得する上でとても重要である。
なぜならば

For people to be happy with your solutions,
they have to be unhappy with their problems.
If they aren’t, they won’t act.

人が、あなたの解決策に満足してもらうには、
まず彼らは自分の問題に「幸せ」と思っていないことが必要となる。
そうでなければ、彼らは行動に移さないからだ。

Talk to positive emotions

ご存知だと思うが、ネガテイブな感情は、とてもパワフルで、
人々の行動を形づくってしまう。
そしてそのアプローチは広範囲で使用されている、

脅迫、脅し、死に関する暗い悲運、病気、悲劇、
不幸、恐れなど、あらゆるネガテイブな要素を
武器にして人々の恐怖、懐疑心、懸念、不安を突く。

それは非常に効果的であろうが、それは、恐れの鉛のようなものを
相手に与えることであり、そして、その鉛はどこにも行くこともなく、
その人の心に残ってしまう。

それが、あなたが人々のために本当にしたいことだろうか?

逆に、あなたが彼らの夢、野望、愛情、
あらゆるポジテイブな感情をスパークすることで
もっと喜びに満ちた人生があることを分かち合いたくないか?

Opportunity 機会とは?

ニーズがあればそれを満たす方法
問題があらわになれば、それを解決する方法
障害があれば、それを除く方法を
チャレンジを探し、それとどうやって直面するか

全てがopportunity 機会であり
それこそがwonderful way to live 
人生の素晴らしい行き方のように思う。

これらの哲学の中に含まれているものは、
あなたの人生に豊かな恩恵をもたらしてくれるはずだ。

そして。。。。

Failure is only a stepping stone to something
bigger and better.

For behind every problem lies an opportunity
if you just look for it.

失敗とは、もっと大きなより良い物への「踏み台」に過ぎない。
全ての問題の背後には、必ずそのチャンス(機会)が待っている。
あなたはただそれを探せばいいのだ。

The idea that buried within adversity
are some of life’s greatest treasures.

逆境の中に埋もれたアイデアは、人生において偉大なる財産(宝)なのだ。

そして

For to the degree you give other people what
they need they will give you what you need.

あなたが、人が必要なものを与える分だけ、
彼らは、あなたが必要なものを与えてくれるのだよ。




最後はここに行きつきますね。

お客さんの必要なものを与える、
そうすれば、お客さんは私たちに、必要なものを与えてくれる。

これこそが、ビジネスの真理だと思います。
このような文章を送ってくれるミキ先生に感謝です。

追伸

ミキ先生は、個人的に英語&心理学&あなたの欲しい情報(英語の本から)
を教えてくれます。

もし、ミキ先生に個人教授を受けたかったら、連絡ください。
私が独り占めしてはもったいないです!

3 コメント:

勝又正人 さんのコメント...

はじめまして。とても濃い、そして深い内容でしたので声に出して読んでみました。英語は発音や知らない単語があり上手く読めませんでしたが、読みながら熱いものが込み上げてきました。何度も読んで、書いて、もっと深く理解します。ありがとうございます!

私も個人レッスンを受けたいです。もっと成長したいです!

よろしくお願いします。

匿名 さんのコメント...

勝又さん、コメントありがとうございます。
本当にいい内容ですね。軽く読みすごしてしまいそうなものですが、考えれば考えるほど、その通りで、その通りなんだけドできない。しかし、やらなければ、

ミキさんの個人レッスンはとても面白いです。実は私もう数年も続けているのですが、英語はあまりうまくなりません。ミキさんが悪いのではなく、私が勉強しないので。

ただ、教えてくれる情報が本当にためになります。神田先生、本田健さん、mrxに匹敵する内容です。

私も、このような情報からインスピレーションを得て、ビジネスとナンパに生かしています。

個人レッスンぜひやってみてください!

Unknown さんのコメント...

おはようございます。ミキ先生を検索してみましたが、たくさんミキ先生がいて分かりません。ホームページなどあれば教えてください!

よろしくお願いします。