2009年10月29日木曜日

進化の法則 理解できないパッション

お客さんが行動に移す、つまり商品を買うとき

どういう気持「感情」をもっているのか?

そこを深く理解しているとセールスは簡単になる。

お客さんは、商品を欲しいわけではない。
お客さんは、結果がほしいのだ。


ダイエット食品を欲しいわけではなく、痩せたい。
成功するノウハウがほしいわけでなく、お金がほしい。


1.お客さんは、痛みを解決したいと思っている。
2.今すぐに。
3.そして、その商品は自分の所にしかない。

これが理想だ。

では、痛みがない時はどうしたらいいのか?

痛みを持たない商品。

例えば、英語教材。

100人に英語を話せるようになりたいですか?
とたずねれば、80人以上は話したいと答える。

では、勉強しましょうよ、といっても、やらない。
必要性を感じないからだ。痛みとは必要性だ。

必要性を感じさせるには、どうしたらいいのか?

そこで出てくるのが
、理解できないパッションである。

理解できないパッションを探し出し、

引き金を引く言葉を投げかければ、

痛みを感じない商品でもお客さんは購入に走る。

しかも、全速力で買いに行く。

買っても買わなくてもいいと思っていた商品を
何が何でも手に入れる!という気持ちになる。


理解できないパッションとは・・・

例えば、中学生の子供がいる父親がお客さんとする。

私たちは、英語教材を売りたい。

父親は全くやる気はない。興味はあるが緊急性も
痛みも感じない。

しかし、世の中はグローバル化する。もうすぐ小学校から
英語が必修となる。英語のできないものは次世代は
生き抜けないと感じている。

自分はできなくても子供だけには・・
そういう気持ちが動く。

もし、自分の子供だけ英語ができなかったら・・・

胸が苦しくなる。
みじめだ。
子供がかわいそうだ。

子供にだけは英語をマスターさせたい。
これが理性では理解できないパッションである。

痛みのない商品は、

理解できない、お客自身も理解していない、
潜在的にあるパッションを見つけ出した者が勝つ。

そして、引き金を引く言葉を言う。

「もし、お子さんが他の子より英語ができなかったら
どうしますか?」

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