先日の映像のコメントいただきました。
以下について、お返事します。
のっぽさんからのコメント:
初めまして。素敵な動画ありがとうございます。
みんな楽しそうにしてる姿がとても感動的でした。
この動画を見て、昔、沢木耕太郎の「深夜特急」
を読んでいて、物乞いをする子供にお金をあげる
バックパッカーのシーンがあったのを思い出しました。
沢木さんは、物乞いの子供に今、
一時的にお金をあげたところで
根本の解決にはならないという理屈で、
お金を恵んだりしていなかったのですが、
屈託なく物乞いの子供たちと自分のお金を分け合う
バックパッカーの姿を見て、自分の考えが狭く、
つまらないものであると考え直すシーンです。
やりたかったらあげればよい。
自分にできることがあったらやればよい。それは自由だと。
…動画の話に戻ります。
平さんや、廣田さんがいなくなったら
こんなイベントも出来ないしなぁ、
結局は一時のカンフル剤でしかなく、
このカフェの問題の根本解決にはなっていないのかもしれない。
などと考えてしまいました。
このカフェのおばさんにはこれから先の経営上の
アドバイスなどはされたのでしょうか?
そこがとても気になってしまいました。
平の答え:
おっしゃる通りです。
私たちのイベントの後、この店は閉店しました。
この街自体が、過疎化の街で人口が300名しかいません。
昔は、ガソリンスタンドが多数あり、
ドライバー達でにぎわっていたそうですが、
色々問題があり、街は死んでいったそうです。
お母さんは、最後までがんばったのですが、
限界がきたそうです。
このイベントを行ったことで、親戚一同が集まりました。
お母さんに、いままで育ててもらった感謝を述べ、
みなで、抱き合って泣いていました。
「お前達のおかげで皆が集まれた、本当にありがとう」
と、感謝されました。
子供たちは、私がお母さんを引き取る。いや、俺が!
と、お母さんを誰が面倒を見るのかで、取り合いをして
いました。
日本では考えられない光景でした。
お母さんは言いました。
「私はこの街で生まれた。だからこの街で死んでいく」
そして、子供達と、ハグをして、笑顔で別れました。
私たちのやったことは、いいことなのか、悪いことなのかは
わかりません。しかし、目の前に困っている人がいたら、助ける。
知恵を出す。お金を出す.元気を出す。声をかける。
何でも出来ます。
出来ることをやればいいと思います。
結果は、神のみぞ知る。です。
私たちは、震災復興のために、以下のことを行います。
ビジネスマンは、稼ぐしかないのです。
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