今日は私がある友人から聞いた話をお話しましょう。
あなたは子供の頃、虹に触ってみたいと思い、
どこまでも走った経験はありませんか。
「虹の下にはなにがあるんだろう?宝物が埋まっているかも」、
なんて話に心を躍らせたこともあると思います。
しかし、どこまで走っても虹にたどり着くことはできません。
虹はいつまでも遠くの空に浮かんでいるままだったことでしょう。
しかし、私の友人は
「七色に輝く虹が実際に地面から生えているのを目の前で見た」、というのです。
私は、「そんなバカな」、と思いながら彼の話に耳を傾けました。
彼が虹を見た、というその日、彼は一番の親友と一緒に
車を走らせていたそうです。
その親友というのは、彼の会社の最初のお客さんであり、
まだ彼らが2人とも貧乏だった頃から、
「お互いが成功するために、最大限の努力でお互いを助け合う」
という誓いを立てたほどの仲であったそうです。
そして彼らはとある田舎の牧草地帯で、
巨大な虹が実際に目の前で地面から大空にそそり立っている場所に、
偶然たどり着いたのです。
その虹を目の前にして、彼に一つの疑問が思い浮かんだそうです。
「さて、僕に宝物を届けてくれる妖精はどこにいるのだろう」、と。
彼は考えながら、3つの可能性に思いをめぐらせました。
1、そもそも虹の下に宝物なんてない
2、もう誰か他の人が先に来て、宝物を取ってしまった
3、実は妖精はすでに宝物を届けてくれている
彼はそこで気付いたのです。
「答えは3番だ。僕の親友こそが、
僕にとっての虹の下に埋まっている宝物なのだ!」、と。
つまり彼が私に伝えたかったのは、
「一つの目標に向かってがむしゃらに進んでいけば、
自分が気付いていなくても、いつのまにか虹に触れることが出来ている」
ということだったのです。
あなたは彼の親友のように、
昼も夜も一生懸命あなたのために働いてくれる人がいますか。
その人はたとえあなたにどんな事が起ころうと、
あなたのことを励ましてくれますか。
仮にあなたが、犯罪者と疑われることがあっても、
あなたのことをどこまでも信じ、
疑いを晴らすために行動してくれますか。
もしそうなら、あなたも彼のように、
実はもう虹に触ったことがあるのかもしれません。
今日はクリスマスイヴです。
あなたにもそんな人がいれば、
その人に特別な感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
メリークリスマス!
追伸
私には、宝物のような友人が4人います。
どの人も素晴らしい人間です。
彼らに恥じない生き方をする。
これが私の生きるエネルギーになっています。
生きる力とは、誰かのために生きる。そんなものだと思います。
2 コメント:
いいお話ありがとうざいます。
幸せな気分になれました。
メリークリスマス。
西田
西田さんコメントありがとうございます。英語の文献を勉強し、ヒントになる話を探して書いています。
これからもご覧ください。
平
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