2009年6月21日日曜日

ナースと3Pその2

かなり復活した。まだおなかはピイーゴロいうが。

昨日は病院に行くまでを話したっけ?

食中毒になると、とにかく下痢が凄い。
立った瞬間に、ウンコが漏れる。

あーまただ。トイレまで肛門を絞められない。
肛門のわずかな隙間から洩れてしまうのだ。

例えると、おしっこがお尻から出る感じ。わかるかな?

もう少し詳細に説明すると・・・必要ないか。

俺は、最後のパンツに着替え、お気にいりのGパンをはき、
(1本しか持っていないが)
イブサンローランの皮のバックを持ち病院に向かった。

?ブランドは捨てたのではないのか?

そうなのだが、実はこのバックのみ買ってしまった。
それまでは、無印良品のビニール製のものを使っていた。

しかし、リチャードブランソンは無印のバックは持たないな。
と勝手に判断し、買ってしまった。

はっきり言うと、かっこつけ費を使ってしまったってこと。
しかし、家計簿に記録しても不思議と後悔はなかった。

マレーシアはブランドが世界一安い。
知らなかっただろう。

しかも、この時期、なんとブランドの半額セールが始まる。
万年夏なのに、どうして、夏物セールがあるのか?

フランクミューラーも半額!最新のファッション雑誌に出ていた
ルーレット式の400万円の時計が200万円。ビックりだよ。

で、俺が買ったバックは、日本で買うと28万円くらいかな?
それが、マレーシアでは普通の10-20%安い。

その半額。15万円くらいだったかな?安い!欲しい!売った!
という勢いで買ってしまったのだ。

シャネルも、グッチも、ルイビトンも同じ。しかも、物の種類が
日本の2倍はある。日本しか知らないとほんと損するね。

話を戻して、

タクシーに乗って病院に向かった。
近いと思った病院が、全く遠くにあり、30分以上はタクシーに乗った。

病院は大きな総合病院だった。

俺は、何とか漏らさないように、内またで歩きながら受付を探した。
すぐに見つかった。

しかし、何と説明したらいいかわからない。
とりあえず、アイアムジャパニーズ、アイアムシック、プリーズコール
ジャパニーズスタッフと言った。

すぐに理解してくれて佐藤さんという男性が出た。
佐藤さんは、緊急をすぐに理解してくれて、2階の受付で
受付をして、209に受付用紙を出して待てという。

俺は言われた通り、2階の受付に行った。
受付という単語がわからないので、おなかが痛い。お願い。
と言ったら、209へ行けという。

209の受付にいったら、そこの受付で書類をもらってもう一度来いという。

くそーどっちなんだ。その間もヒア汗タラタラ、おなかきりきり、内また状態なのだ。

俺は頭にきて、受付の女に、ドキュメントくれと言った。
女はふてくされて、俺がなぜか手にしていた書類をとり、そこへ記入しろという。

え?最初から俺はこれをもっていたの?
1階の受付でもらったやつ。

この女はバカか、それとも、不親切なのか?

とにかく、病院内ではずっとこの調子だった。
悪気はないのかもしれないが、想像力と親切心がかける。

でも、日本でも外国人に関してそうなんだろうな。

書類は、わかるところを書いて209の受付に提出した。

10分ほど待つと佐藤さんが現れた。
しかし、男だと思っていたら女だった。げ、この声で女か・・・

変な声ではなく、宝塚の男役のような声。

佐藤さんはとても親切にしてくれた。
すぐに治療を受ける。

先生は、一目見て、これは駄目だな。もうすぐ死ぬなといった。

えーそんなに脱水ってひどいの!と思ったら、
前の患者のことだった。

点滴して2,3日入院しましょう、ということになった。
助かったー。点滴して、帰れと言われたらどうしようと思っていた。

とても帰る体力は残っていなかった。

治療室で1本点滴を打ち、病室に向かった。
俺は、歯ぎしりがひどい、うなされて叫ぶ、夜歩きをするなど
適当な嘘を並べ、周りが迷惑するので、個室にしてほしいと頼んでおいた。

こういうずる賢さは持ち合わせている。

個室だった。ラッキー!と思いたいが、それどころではなく、
腹痛は治まっていなかった。

ベットに横になった。5分ほどするとナースが2名できた。
ハーイ・・と弱弱しくあいさつ。体温、血圧を調べて帰った。

その5分後、別の看護婦二人組。何かを記入する用紙を持って来た。
言われるままにサインした。

その3分後、4人くらいの制服の色の違うナースが意味もなく
やってきて、食っちゃべって帰って行った。

その直後、かなりしっかりした感じのナース2名が、説明、点滴新規
などをしていった。

この病院はどうなているのだ。一人の患者に10人のナースが付くのか?
実は次の日さらに、ナースの数は増し、来るたびに顔を見たことがない
看護婦ばかり。

2泊3日の入院のうち、おびただしい数の看護婦、掃除人、食事係、お茶係
が出入りしたのだった。

おれは、絶対に誰かが何かをしでかすと確信した。
この数で、まともに伝達ができるわけがないと思った。

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