2010年12月29日水曜日

逆境に奇跡を起こすためのアイデア

ビジネス、マーケティングの悩み、
個人的な問題、健康問題、家族の危機…

このブログを読んでくれている方の中には、
様々な困難に直面している方も
多いかと思います。

売上をちょこっと上げる程度の思いつきでは、
本当の危機を回避することは
出来ないかもしれません。

時には、他人には思いつかないほどの
アイデアを出す必要があります。

海外からこんな感動的なお話を
聞きましたので、このブログでお伝えします。


「私の周りにはこんなニュースがありました。

私の隣人のジョーイの親戚には、
リサ・フォックスという女性がいます。

彼女は実は、脳腫瘍に苦しんでいて、
2回目の手術をちょうど終えたところです。

39歳になる彼女は
数人の子供たちの母親でもあり、
彼女が病気になって以来、

家庭から笑顔が消えてしまいました。

彼女は化学療法を受けており、
次第に記憶や、話したり、
体を動かす力も弱まってきました。

スプーンやフォークを自分の口まで
持ってくるのも難しいほどです。

夫のリッチは、
17回目の結婚記念日である数日前、
リサを病院から自宅へ連れ帰ってきました。

その日、
彼は特別なサプライズを用意していたのです。


家族が食事をとっていると、
隣の部屋からピアノの音が聞こえてきました。

リサの大好きな曲です。
そこでリッチはリサの手を取り、
隣の部屋に案内をしました。

それはCDではありませんでした。
本物のピアニストが目の前にいたのです。

Huntley Brown
(ハートレイ・ブラウン)、
という素晴らしいミュージシャンが
彼らの住むシカゴの街にコンサートに来ていました。

リッチは
実は彼に密かに連絡を取っていたのです。

「ブラウンさん、
実は私の妻があなたの大ファンなのです。
しかし、実は今こんな状況で…」、と。

リッチは、
特別なサプライズを妻にプレゼントできるよう、
ブラウン氏を説得することに成功しました。

よくやりました、リッチ。
人生に数度とないロマンティックな偉業を
成し遂げましたね!

それがちょうど一週間ほど前ですが、
なんとそれ以来、
音楽の神様がリサに微笑んでくれているようなのです。

彼女は、
普段普通に会話をすることすら難しいのですが、
教会の讃美歌に合わせて
歌を歌えるようになりました。

そして教会から家に帰ると、
普段は、食べ物を食べたり、

服を着替えたりすることすら困難なのに、
なんと45分も連続してピアノを弾き続けたのです。

これは奇跡が起こったといっても
過言ではありません。

もちろん、
彼女の病気が治ったわけではありませんし、
このまま快方に向かうのかどうかも分かりません。

しかし、少なくとも彼女の夫である
リッチはただ椅子に座って、

自分の無力を嘆いている
だけではありませんでした。

彼は困難な状況でも笑いを忘れず、
最悪の状況を

最高の結婚記念日に変えたのです。」



これを読んでいる方々へ。

状況は分かりませんが、
きっとそれぞれ何かしらの
問題を抱えていると思います。

勇気を出して、それに向き合ってください。
そしてユーモアと笑いを忘れないでください。

そしてほんの少しの
ロマンティックさも。

あなただって、最悪の状況の中で、
笑いと笑顔を見出すことは可能なのです。

そうやって困難な状況を
乗り越えていくことが、

あなたを成長させ、
次のステージへ導いてくれるのですから。

このブログを読んでいる皆様が

よい2011年を迎えられるように
願っています。

2 コメント:

福原宏志 さんのコメント...

平先生、
とてもよい話を聞かせていただいて
ありがとうございます。

私自信も病気で悩んでいます。
昨日の夜も全てを投げ出したら楽になるかも、と
思い悩んでいたところです。

でも平先生の話を読んで
またもう一度頑張ろうと、思いました。

私にとっての少し遅いクリスマスプレゼントに
なりました。
本当にありがとうございました。
また素晴らしい話をお聞かせください。

直希 さんのコメント...

こんばんは、平先生

ありがとうございます!

このお話を聞いて元気になります、無くしてはいけない事ですね。

目が覚めます!!!