2018年2月21日水曜日

人生は不公平

好きな人の言葉は響きます。
  
いろいんな人たちを遊びの場で見てきた。
思うのは、人生は不公平だってこと。
     
若いときからずっと恵まれている人もいる。
急上昇して急降下する人もいる。
     
人生の後半にピークを迎える人もいる。
ずっと恵まれない人もいる。
        
人生というゲームの勝ち負けに
一定の法則がないことは、
これを見てもあきらかだろう。
     
ただし、ひとつ言えることがある。
    
ずっと恵
まれてみえる人はみな必ず努力していることだ。
例外なくね。
    
お笑いに限らず、常識をバカにする奴に、
常識を超えたことは絶対にできない。
  
非常識なことをするためには、
まず常識を知らなきゃいけないんだよ。
   
だれもが思いつきそうなことを、
人より鼻の差ぐらい先を見越して、
現実化すればいいんだ。
   
「鼻の差ぐらい」がポイント。
それ以上先でも、それ以下でもダメ。
  
最初から全力でいかない奴は、
その時点で先がない。
  
ムダなことでもなんでも知ってた方がいい。
知らないと損をすることはあっても、
知ってて損することはないから。
  
何もしてない奴が
「じゃあ、お前ちょっとやってみな」
って言われることはあり得ない。
   
普段から何かをやり続けているから、
誰かの目にとまって声をかけられるんだ。
 
付き人時代は靴も買えなくて、
一時期ずっと裸足で生活してましたからね。
  
電車も裸足ですよ。
   
周りのお客がヘンな顔してね。
テレビ局の小道具さんから
ワラジもらったりしたけど、
裸足より目立つんだよね(笑)。
   
ええ。
ワラジでも乗りましたよ、電車。
   
古今東西、いつの時代も、
自分が楽しいと思わない仕事から
よい結果は生まれない。
   
オレはいつでも「個性は変人、常識は凡人」
でいたいと思っている。
  
人になにかを伝えたいなら
ウソをついちゃいけない。
  
自分の一生なんだから、
自分が好きなことを思い切りやればいいと思う。
  
売れるか売れないか、
先のことは誰にもわからないけど、
自分が納得いくまでやれば、
それでいいんじゃないか。
  
みんなと同じだったら、一番楽だろう。
   
不安もなくなる。
でも、その代わり個性もないってことになる。
   
あいつは変わってる、
と言われるのは光栄なことだ。
 
1回きりしかない人生なんだから、
自分の好きなように、自分に正直に生きようよ。
  
BY志村けん


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