2016年8月14日日曜日

史上最低リーマンが...

平です、

私はサラリーマンを20年間やっていました。
具体的に言うと、
  
長野県茅野市(人口53000人)という
小さな町の建設屋さんで、
現場監督、設計、セールスを担当していました。
 
メインは現場監督です。
監督というと聞こえはいいですが、
ぶっちゃけ「雑用」です。
 
設計事務所、役所、職人、お施主様に言われる
ことを、なんでもヘーコラとやっていました。
 
都会で建てられているビルの責任者も所長とか
監督とか言いますが、彼らは殿様のように偉く、
すべての関係者がひれ伏すくらいの存在です。
 
田舎の建設業の監督は、
その世界の人たちとはまったく違う役割なんです。
   
しかし、私自身はとても楽しい毎日でした。
  
というのも、ノルマも何もなく、
やりたいことを好きなように
やっていればよかったからです。
  
その頃の私は、一流の建築士になりたいと思い、
1級建築士免許を取るために、専門学校に通い、
建築賞を取るために、利益度外視の家を設計
したりしていました。
   
その甲斐があって、自宅を建てたときには、
大手建材会社主催のコンクールで全国2位を受賞しました。
   
しかし、会社には損をさせていました。
 
利益なんて出さなくなって、賞を取って有名になってやる!
と思っていたからです。
   
1年で数千万は赤字を作っていました。
 
社長は「お前の好きなようにやれ」と私に
任せてくれていました。本当にいい社長でした。
   
28才位のときでした。 
私はやりたい放題だったのです。
  
しかし、長野オリンピックが終わり、その反動で
建設業は大不況に陥りました。
   
次から次に大手老舗業者が倒産。
夜逃げ、ダムに社長の車が転落・・・自殺なのか?
あの会社が!まさか?
   
超有名な会社が次々に消えていったのです。
  
ついに私の会社にもその波が押し寄せました。
 
様々な問題が重なり、借金が雪だるま式に
増えて行きました。
    
ある日、社長に呼び出されました。
   
「もうお前に給料を払えない。儲かっていないからだ。
自分で稼げない奴には給料は出さない」
 
そう言われました。
 
給料ゼロとはいきませんので、
大幅なカットという状態です。
もちろん残業、有給、ボーナスなどもありません。
   
私は家も建てていたので、住宅ローンがありました。
食べ盛りの子供も二人。
   
焦りました。
そして、妻に話しました。
  
「来月から給料が大幅に減る、
やっていけないかもしれない」
   
妻はいつも明るい人でした。
  
「お父さん心配ないよ、私も働くから!」
  
子供は「お父さん家売ってしまうの?」
大丈夫だよ、どこに住んでも楽しく出来るよ!と。
 
辛い時期でした。
 
しかし、悩んでいても仕方がありません。
何も解決しません。
 
そこで、私も生まれて初めて
世の中のリサーチをしたんです。
 
「世間の住宅業はどうなっているんだろう?」
 
世の中の建築業は大きく変わってました。
驚くほどのローコスト化の波が来ていたのです。
 
坪単価50万円の家が29万円で出来る!
「うそでしょ?!」
気がついたらそんな時代になっていたのです。
 
私はそこから自費で全国の工務店を見て回りました。
休みの日は必ず工務店見学。
 
成功している工務店の話を聞くと
すぐさま飛んで行きました。
 
工務店成功セミナーがあると全部出席。
ノートに書ききれないくらいメモをしました。
  
質問コーナーでは、私だけがしつこく聞いていました。
 
そして、ついにこれは!
というノウハウにたどり着きそれを買いました。
(社長にお願いして)
 
500万円という超高価なノウハウでした。
 
そして、それを必死で勉強してなんと!
2億円弱の売り上げを10億円に上げたのです。
 
わずか1年のことでした。
 
ところが周りの噂を聞くと、
同じ500万円のノウハウを買っても
うまくいっていない会社が多いと聞きました。
 
私のところには全国から「教えてください」
と、私よりも20才も30才も年のいった社長達が
日参しました。
 
私は喜んで教えました。
 
同じノウハウを買っても、うまくいかない人
うまくいく人は完全に分かれます。
 
私がなぜ2億円から(赤字)10億円の
売り上げを上げることができたのか?
 
利益も半端なく出していました。
 
それは、ある秘密があったからです。
 
秘密というと大げさですが、実は、
その頃学んでいたことがありました。
 
私は田舎暮らしだったので、メンターとか、先生、
アドバイザーというものを持っていませんでした。
 
強いて言えば社長だけです。
先輩はいませんでした。
 
当時はインターネットもありませんでしたので、
どうやって知識をえていたのかというと、
ズバリ本です。1350円の本。
 
本を貪り読んだのです。
給料のほとんどを本につぎ込みました。
 
そして、そこで気づいたことをノートに書き、
頭の中に叩き込んで、それを実践したのです。
 
もともと、サボるのが嫌いで働き者
だったという性質もあるかもしれませんが、
 
給料がもらえないという恐怖に立ち向かい、
「結果を出してやる」という意思の力を付けていきました。
 
史上最低のサラリーマンが
史上最高のサラリーマンに。
 
私の実践が有名になり、
全国から見学に来られました。
 
大型バスで次から次にやってきます。
今の中国人の爆買バスを
想像してもらうといいと思います。
 
どうやって、10億円も売り上げる、
最高のサラリーマンになることができたのか?
 
もちろん素晴らしいノウハウを
手に入れたということもありますが、
同じノウハウは全国で数千社が手に入れました。
 
しかし成功した人は2割ほどではないでしょうか?
その中でももっとも成功したのが私だったのです。
そのグループの頂点の一角になりました。
 
他の人はノウハウが自動的に稼いでくれると
思っていました。
 
しかし、私はノウハウはあくまでノウハウ。
それを動かすのは考え方、意思の力と思っていたのです。
 
そうです。
考え方が勝負を決めたのです。
 
サラリーマンでも考え方一つで10億円企業を
作ることは出来る。そう断言できます。
 
では、それを詳しくお教えします。
 
私の人生の体験に基づく教えをシエアします。
 
スタートしましょう!
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1)見返りを求めない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
多くの人が見返りを求めます。
何かをやったら、何かを返してくれるだろう。
という考えです。
 
やっても見返りがないと思うと、何もしません。
 
しかし、成功者は見返りを考えもしません。
なんでも喜んでやってくれます。
 
私も給料を減らされましたが、「自分が悪い」と
思っていました。
 
実践した時も、うまくいったら社長に交渉し
給料を上げてもらおうとか、ボーナスをもらおう。
などは考えもしませんでした。
 
ただ、新しいことにチャレンジ出来る喜び
しかありません。
 
見返りを求める心は、行動の妨げになります。
 
何をやっても、自分の為になる。
それは間違いないことです。
 
どんなつまらないことと感じても、
そこに価値を見出すマインドを持っていれば
チャンスは広がります。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2)人を許す、大切にする、応援する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
これは人間としての基本だと思いますが、
多くの人はできていません。
 
もちろん私も完璧ではありません。
 
サラリーマン当時は、特に、自分のことしか
考えていませんでした。
 
しかし、どん底になったとき気がついたのです。
 
一人では何もできない。
皆に助けてもらおうと。
 
それまでは、うまくいっている人を見ると
ムカついていました。
 
人の悪口など平気でいっていました。
くそ!ドジ、バカ、間抜け、能無し!
 
密かに、皆失敗してしまえ!
くらいに思っていたのです。
 
しかし、本当の成功者は人を許し、
大切にし、応援しているように見えたのです。
 
ものすごくかっこいいと思いました。
 
そばにいるだけで勇気付けられる。
そんな印象を持ちました。
 
みなに応援してもらうには、
これだ!と理解しました。
 
憎しみや妬みなどのエネルギーを発していては、
誰も近くに寄ってきません。
 
実際そんな人の近くに行くと
頭が痛くなります。
 
私は、人が失敗しても許し、応援し
協力する。そんな人間になりたいと思いました。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3)家族を大切にする
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
私は仕事人間でした。
サラリーマンではあったのですが、
仕事が第一、家族は二の次。という考えでした。
 
正直に話しますが、
昔から女癖が悪かったです。
 
給料をもらえない・・・その恐怖から
女の子と遊んで忘れてしまえと思ったこともありました。
 
しかし、本当の成功者の本を読んでいると
ほとんどの人が家族を大切にして、
家族に感謝をしていました。
 
俺に足りないものはこれかな?
と思い、家族を大切にすることを
やってみようと思いました。
 
土日でも関係なく会社に行っていたのを、
休みの日は家族の日と決め、公園に行ったり、
海水浴に行ったりしました。
 
家庭がどんどん明るくなってきました。
 
ぺちゃくちゃと、取り留めのないことを
何時間も話したりします。
 
ここで気がつきました。
 
本当の成功者は、自分をコントロールする
ことができる。と。
 
仕事は仕事、家族は家族。
完全に分けて考えることができます。
 
仕事に逃げるでもなく、家族に逃げるでもなく、
我慢することは我慢する。
 
仕事も家族も同じように大切にする。
これができないようでは、成功などありえない。
 
そう考えることができるようになりました。
 
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4)時間と時刻とを示す
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
サラリーマンで10億円を売り上げるのは
簡単ではありません。
 
一人ではできないんです。
必ず誰かの力が必要になります。
 
建築の仕事はチームで行うものです。
 
監督、設計、経理、事務、職人、様々な人間が
関係します。
 
私はなんでも一人でやってきました。
建築部も一人で立ち上げ、社員を増やし、売上も
増やしてきました。
 
しかし、10億となると一人では不可能です。
他人の力が必要です。
 
私はその当時、人を使うのが苦手でした。
自分でやったほうが早いと考え、
「お前なんかに任せていたら終わらんわ!」
と暴言を履いていたのです。
 
しかし、仕事は進まない。
イライラは募る。
 
そして、もうだめだ。誰かに頼もうと
考えました。
 
しかし、今まで横暴だった私に誰も協力してくれません。
困り果てました。
 
そこで、「自己重要感」が必要と気がつきました。
 
大切に思われている、頼りにされていると
思えば、自ら行動したくなります。
 
私は部下に「声かけ」を始めました。
 
頼むね、ありがとう、助かるよ。
今まで言ったこともない言葉を言うようになりました。
 
すると、自然にチームはいい感じになり
動き始めたのです。
 
それで、次に私が行ったのは、期限を決める
ことでした。
 
仕事は納期があります。
納期は必修です。
 
なので、誰かに何かを頼む時、必ず、
1、 時間を示す
2、 時刻を示す
3、 時間と時刻を示す
 
この3つを心がけて指導しました。
そして、これは一番徹底したのは、
自分でした。
 
自分ができないことは部下もできません。
まずは自分で示そう。
そう考えて、徹底して時間、時刻を守るようにしたのです。
 
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5)当たり前の次元をあげる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
普段から当たり前と思っていることがあります。
例えば、朝おはようという。そんなことです。
 
仕事でも「それは当たり前でしょう」
ということは多くあります。
 
しかし、あまりに当たり前すぎて
普通になっています。普通なんです。
 
成功するためには、普通ではだめです。
常識を超えていかねばなりません。
 
小さいことを積み上げていく。
これをやろうと考えました。
 
すぐに結果はでませんが、
サラリーマンが今年で終わるのではない。
これからも何十年も続く。
 
だったら、すぐに結果の出ることはそれ、
1年後3年後に結果の出ることはそれ。
 
と分けて考え行うようにしました。
 
信用とは、一発で売上をあげることではありません。
小さなことを積み上げて行った時に
信用は生まれます。
 
商品を買ってくれる=信用された
です。
 
なので、小さなミスを無くし、小さないいことを
積み上げていこう!そう思いました。
 
当たり前のことを継続していけば
凡人から非凡人に変われる。
 
当たり前の次元を上げれば、新しい人が入って
来た時に、それが当たり前になる。
 
そうやって、建築部のレベルを上げていきました。
 
それでは、次。
と行きたいところですが、長くなってしまいました。
 
今日はこのくらいにしておきます。
 
じゃーねー!
 
平秀信
 
追伸
 
どんな小さな悩みでもあったら、
私に相談してみてください。
 
あなたの声を、本当の声を聞いてみたいです。
私も頼られたら嬉しいです。
 
質問どんどんお寄せください!
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTmsbGvg
 
お悩みをお送りいただいた方には
ささやかなお礼として、
 
「平秀信のブレインダンプ」
 
をプレゼントしてます。
 
「見本」を見れば行動できるという
タイプの方には喜んでもらえるはずです。
 
また、そうでない方も、
私が、インプロビックだけでも、
15年で80億円もの売上を上げた
「戦略」を覗けます。
 
「平秀信の頭脳」を覗くチャンスなので、
ぜひ、お送り下さい。
 
平秀信の頭脳:
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTmsbGvg
  

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