2012年9月8日土曜日

"毎日絞り出していました..."

"毎日絞り出していました..."

平です、

昨日の続きを話します。

ドキドキしながら話しますので、
あなたも緊張しながら読んで下さいね。



毎日のように絞り出していました。

空っぽになるまでスッキリと出し切っていました。

...実は私、40才まで貧乏でした。

いや、貧乏ってほどではないかも知れませんが、
年収は400万円~500万円の普通の会社員でした。

本当にごく普通です。

長野県の茅野市という田舎で、気は強いが綺麗な
心を持った奥さん、そして素直で可愛い2人の娘と
一緒に暮らしていました。

毎日仕事を一所懸命して、ゴミを出しにいったり、
奥さんと2人で近所でランチを食べたり、
子供とブランコで遊んだり、日曜日は教会で
お祈りをしたり(私は居眠りしてましたが)、

毎日だいたい夜10時くらいには寝ていました。

実を言うと、たまに悪い遊びもしていましたが、
お金が無かったので安上がりの遊び程度です。
(女好きですみません)

40才までそういう普通の生活を
していたのです。

ところが、ある日、ダイレクトレスポンス
マーケティングと言うビジネスの手法を
知る事になりました。

そして私の人生は180度変わってしまったのです。

ダイレクトレスポンスマーケティングとは、
一言でいうとお客様に直接セールスレターなどの
手紙を出して商品を売り込んでいく、

という手法の事です。

その具体的なセールスレターの書き方や、
商品の選び方、反応率の読み方や、テストの行い方、
その他、売り上げを上げていく細かいテクニックの
数々をまとめてダイレクトレスポンスマーケティング
と呼びます。

(通称:DRM (Direct Response Marketingの略) )

とにかく私はDRMを学び始めてから、
年収がどんどんあがり始めてしまったのです。

年収400~500万円の田舎のおじさんだった私は
数年後には年収1億円を稼ぐようになりました。

そして、その手法をインターネット情報ビジネスに
応用し始める事で初年で年収は2億円、3億円、
そして5億円、そしてまた5億円という風に
上がり続けていったのです。

"年商"ではありません。

"年収"が5億円になったのです。

(最近の若いマーケッター達は、年商と年収を
ごちゃ混ぜにして威張っている感じがします。
年収とは最終的に自分に残る収入の事です。)

とにかく私は年収が5億円になったのです。

本当にビックリしました。

しかし、ダークサイドが訪れました。

お金に溺れてしまったのです。

私はそれまで私を支えてくれた妻を裏切り、
たくさんの愛人を作り、毎日絞り出す行為に
走ってしまったのです。

すっからかんの空っぽになるまで毎日ホテルで
愛人にスッキリするまで絞り出していたのです。

しかも毎日異なる愛人に。。。

私は完全に大切な物を見失っていました。

入ってきたお金は高級車に使ったり(ポルシェとか)、
高いブランドの洋服を買いあさってみたり、
20万円くらいするブランドの靴(くつ)を
お菓子を買うように買ってみたり。。

(別に高級車を持つ事が悪い事じゃないよ。
でも根っからの車好きじゃないのに、高級車を
買うのは意味ないよ。)

ビジネスクラスに乗って世界中を旅行して見たり、
高級レストランばっかりで食事をしてみたり、
5つ星の高級ホテルばっかりに泊まってみたり。。

(別に旅行が悪い訳じゃないよ。でも根っからの
旅行好きでも無いのに旅行好きの真似をするのは
何となくダサイよ。)

よく理解もできない海外の変な投資に何億円も
大切なお金を入れてみたり。。

良いビジネスアイデアがありますよ!と
言いよってくる人間たちと本質を考えずに
気軽にビジネスを行ってみたり。。

私は真実が見えなくなっていました。

それまで私を支えてきてくれた大切な奥さん、
貧乏だった頃から私を本当に好きでいてくれた
奥さんの存在に感謝する事を忘れ、お金目当てで
寄ってくる女に目がくらんでいました。

本当の自分、素直な自分、謙虚な自分を
忘れてしまったのです。

(もとからそんなに謙虚でも無いですが、
傲慢でもないです。素直なのは確かです。)

その結果、私は妻に離婚要求されました。

そして数億円(!)の慰謝料を返済する義務を
負う事になりました。

(妻への慰謝料の返済は残り10年くらいで
払い終わると思います。大変です。)

絶対に数倍になる!と信じていた海外の投資も
実は詐欺まがいのスキームで、全ての
お金を失いました。

今、冷静に考えてみたらそもそもそんな
良い投資物件の話は外国人の私(外部の人間)に
絶対に回ってこないのです。

良い投資物件は必ず現地事情に通じる現地の
資産家/投資家たちが先手を取って確実に
押さえているのです。(彼らは馬鹿じゃない)

私たちのような外国人には、売れ残りの
悪い投資物件をギフトラップで包んで買わせる、
というのが彼らのやり方です。

つまり私は数年間で稼いだお金を全て失ったのです。

一言でいうと破産したのです。

こんな話をするのはかなり恥ずかしいです。
みっとも無いです。

隠しておきたい事実です。

成功しているフリをする方が人気物に
なれるかも知れません。
(女にもモテるかも知れません)

しかし、本当の事を言います。

私は大失敗をしました。

一瞬の成功の力に溺れ、大きな失敗をしました。

全てを失いました。

はっきり言って泣きたくなります。後悔してます。

でも仕方ありません。全部自分のせいです。

しかも破産してから私は『お薬』のお世話に
なるようになりました。

違法な薬ではありません。

SSRIという抗うつ剤の一種です。

しかも毎日、規定以上の量を飲んでいました。

飲み過ぎて副作用で死んでもいいか、などと
安易な事を考えながら毎日ごくごく飲んでいました。

そして副作用に苦しむ地獄の毎日が始まったのです。

『もう自分は生きてても意味ないな。。』

と全てを諦めかけた、その時...

私は「ある」衝撃的な事実に気が付きました。

それは...

...

と、ここまで書いてちょっと
照れ臭くなってきました。(意外とシャイです)

照れ終わったらまた続きを書くようにしますね。

では今日も笑顔で頑張って下さい!

平秀信

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