2011年4月18日月曜日

定説に逆らうと成功する

こんにちは。
インプロビック平秀信香港ビジネス事業部の望月です。

今日は皆様に、
震災の直後にビジネスがうまくいった方の
紹介をさせてください。

毎月、平秀信の少人数制参加型セミナー
「プライベートクラブ」に参加している
川村社長という方がいらっしゃるのですが、

川村社長は先日の震災の風評被害が大きい千葉県で
先月は「過去最高売上を達成」しました。

ちなみに川村社長は震災の影響で売り切れた
水とかトイレットペーパーを売っている訳ではありません。

購買意欲が下がった時に
一番売上に響いてしまう、「家」を売っています。

震災後は誰もが節約を考えますので
購買意欲が下がりきっており、
人生で一番大きな買い物の「家」なんて
普通トントンと売れる訳がないのです。

しかし川村社長は
「震災でビジネスが落ち込むなんて絶対に信じない。」
と考えて、仕事に臨んでいたそうです。

私はこの言葉を聞いたとき、
日本中全ての人が震災時に弱気になっている中、
強気の川村社長の心強さが、社員の方たちに伝わり、
それがお客さんにも伝わって、売上が伸びたのではないか、
と感じました。

川村社長のように定説の逆を行くことは、
とても精神的にきついことです。

しかし、その事がきつくて耐えられないため
周りやライバルは誰もそのようにできず、
結果としてビジネスがうまくいくようになります。

皆様も定説の逆を行くことを
心掛けてみてください。

それが精神的にきつければきついほど
きっとうまくいきます。

また、インプロビックでは先日にお伝えしたように、
4/24〜4/28まで、香港セミナーを開催します。

正直な所、一般的な人は
「なぜこの震災時に香港でセミナーなんだろう?」
と考えるかと思います。

しかし、香港に行かなければ見えないものがあります。

前回の香港セミナーまでは、
日本のプラスが見えました。

しかし今回の香港セミナーでは、
日本のマイナスが見えると考えています。

例えば、私が2月に香港に行ったころは
「日本食のビジネスは、香港で人気がある。
 食品ビジネスを行っている人は
 みんな香港に進出すればいいのに。」
と本気で思いました。

吉野家、元気寿司、味千ラーメン・・・、
常に人があふれていました。

しかし、震災後どうなったか。

香港の日本食店は
100店倒産するだろうと言われています。

日本政府、東電の対応で
メイド・イン・ジャパンの
食品ビジネスが崩壊したのです。

今まで政府や東電から恩恵を受けていたのですから、
私はそれだけを責め立てることは、難しいと思いますが

日本の食品ビジネスの崩壊は
日本国内にいてもわかります。

東京のスーパーでは計画停電の節電のため薄暗い中、
いろいろな商品が売り切れているに、
見た目が立派、美味しそうな栃木のイチゴが
光り輝いて山ほど売れ残っています。

築地では放射線汚水の海への放出のために
千葉県で水揚げされた魚に値段が付きません。

北海道では海外からの
魚介類の注文が全くゼロになりました。

多くの方は
「こんなマイナスの状態で、香港を見にいても仕方がない」
と考えるでしょう。

しかし、私たちは定説の逆を
行かなければならない人たちです。

この状態だからこそ、本当の海外を見て、
それを日本に持ち帰り、家族、友人、お客さんに
真実を伝えることが私たちビジネスマンに
課せられた使命なのです。

香港でも重大な問題になっているかもしれません。

思った以上に大した問題になっていないかもしれません。

これは行ってみないとわからないです。

しかしどちらにしても
実際に経験した真実を、直接でもニュースレターでも良いので
お客さんに伝えたらどうなるでしょうか。

お客さんの信頼度が上がり、
結果的に皆様が提供する
商品やサービスが売れるようになるでしょう。

ビジネスの成功というものは
このような物の積み重ねではないでしょうか。


私は今まで海外のいろいろな所に行きました。

イタリア、フランス、中国、オーストラリア、
アメリカ、メキシコ、タイ、カンボジア、香港・・・

どんな所に行っても
「私は日本人です。
 英語が少ししかしゃべれなくてごめんなさい。」
と伝えると、

どんな国の人でも(中国でも)
「おまえ日本人か、日本は良い国だよな〜」と、

道に迷っても現地まで一緒に送ってくれましたし、
ごはんのメニューに何が書いてあるのかわからなくても、
隣の席の人が優しく教えてくれました。

これはこれまでの日本が
援助大国だったからと、
震災の後に気づきました。

私たちは日本人というだけで
恩恵を受けていたんです。

でもこれからは
そうは行かなくなるかもしれません。

放射線の風評被害で
海外で出会う人が「あなた日本人?!」と
一瞬ためらうことがあるかもしれません。

日本国内の東北外の人でさえ
「あなた、東北から来たの?!」
ということが、一般の人の間では起こるかもしれません。

私たちの中に、そんな人はいないと思いますが
悲しいことに福島から避難してきた子供が
「放射線がうつる」と風評被害でいじめられ、
その県の教育委員会から異例の通達が届いたことは
ニュースになっています。

私は、このようなことは
今こそ日本国外に出て体感しないと
わからないことだと考えています。


そして、4/24〜4/28の香港セミナー、
申し込みは締め切っていたのですが、
その後も一般の人の逆を行く方々から、
参加希望のメールを受け取っていました。

この香港セミナー、
どうしても日程が合わなかった方、
定員や締め切り後のため参加できなかった方が
いらっしゃったので、

次回の香港セミナーを開こうと
社長の平と5月〜6月に予定できるよう、
各方面との日程調整を進めていたところ、

先日、社長の平の予定や、現地の調整が済み、
次回の香港セミナーの日程と詳細が決定しました。

まだ空きがありますので
皆様にも参加を考えて頂きたいと思います。

次回の香港セミナーの日程は
=======
5/29(日)午後羽田空港集合 夜香港到着(ホテル泊)
5/30(月)終日セミナー(ホテル泊)
5/31(火)終日セミナー(ホテル泊)
6/1(水)深セン視察(ホテル泊)
6/2(木)14:00 羽田空港到着
=======
となります。

不測の事態に備えて、
今回も私望月が同行しますので
ご安心して参加して頂けたらと思います。

既に前回参加できなかった方から
問い合わせも来ていますので、
参加をお考えであれば、今すぐ
氏名(正確な):
郵便番号:
住所:
電話番号:
を望月友晴の直メールアドレス
hongkong@improbic.com
にご連絡ください。

折り返し詳しいご連絡をお送りさせて頂きます。

ご参加をお待ちしております。

何卒宜しくお願い致します。


追伸:
今回の香港セミナーでも
世界の工場と呼ばれている
深センを視察に行きます。

なぜ深センかと言いますと、

単純に中国で安く買って、
日本に輸入して高く売り利益を得る、
ということもできるからなのですが、

さらに重要なことは
DRMマーケティングで一番重要とされている
「リストの獲得」に利用できる商品(オファー)を
世界一安く手に入れることです。

深センで作られる商品は、
ほとんどが上海の卸市場に流されます。

上海に世界各国のバイヤーが集まり、
その後、世界中に商品が流れて行きます。

ということは、私たち中小企業は、
上海で中国の物を買っていては
大企業と戦った時、資本の面でかなわないのです。

そのため、深センで一番安く商品を仕入れる方法を
この深セン視察の時に紹介し、

それをどう使ってビジネスを成功させていくのかも、
香港セミナーでお伝えしたいと思います。

楽しみにしていてください。

追伸2:
第一回香港セミナーレポートも参考にして頂けたらと思います。

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