2010年7月2日金曜日

自分のかゆい場所をひっかけ

こんにちは、平です。

私の机にはいつも孫の手が置いてあり、
背中がかゆいときにはそれを使います。

なぜそんなことを最初に言うのか、知りたければ
以下をじっくり読んでみてください。

どうすれば売れる商品がつくれるのか?

これについて悩んでいる人は多いかと思いますが、

売れる商品をつくるための最も簡単な方法は、

「あなたが使いたい商品をつくること」です。

あなたが興味を持っている分野で、
自分で欲しいと思っているような
商品を企画、開発すれば、

それは売れる商品になる可能性があります。

もしあなたが、自分には関係のない、
ただ世間で売れている商品の真似ごとをしているだけならば
その商品が売れる可能性は低いでしょうし、

売れたとしても一発屋で終わってしまうでしょう。

なぜかというとそんな商品は
あなたの問題、痛み、かゆみから生まれていないからです。

もしあなた自身が直面している問題を解決しようとする
商品をつくってこそ、人がちょうどかゆいと思っているところに手が届く、

つまり売れる商品になるのです。


例を挙げます。

ジェームズ・ダイソンという人も
自分自身の体験を元に商品を開発し、大成功を収めました。

彼が自宅で掃除機をかけていると、
徐々に吸い込む力が落ちていくことに気付きました。

その理由は吸い取ったゴミが中で詰まって、
掃除機内部の空気の流れをストップさせていたからです。

それは彼が人から聞いた問題ではなく、
彼自身が身を持って体験した問題です。

その体験を元にダイソン氏は世界で最初の紙パックの
いらないサイクロン式掃除機を発明したのです。

これが有名な掃除機メーカーのダイソン社の
話であることはもうお分かりですよね。

このような例は他にいくらでもあります。

あなた自身が必要なものを開発すれば、
その商品のクオリティが十分かそうでないか、
そしてどんな販売戦略が必要なのか、容易に分かります。

つまり「自分のかゆい場所をかけ」とは

「自分自身が直面している問題を解決するための商品をつくれ」

ということです。

そうすればあなたも情熱と愛情を持って仕事に取り組めるでしょう。

問題に対する不安、そしてそれを解決するための方法も
手に取るようにわかります。

自分が抱えている問題というものは、

実は多くの人が
同じように抱えている問題である


ことがほとんどです。

その悩みを上手い具合に商品に昇華することが
売れる商品をつくるための一番の近道であり、それに代わる方法はありません。

あなたはもう自分のかゆみを見つけていますか。

まだ見つかっていなければ、あなたにはどんな悩み、不安があるのか、
深く考え、それを紙に全て書き出してみてください。

うまくいけばそれが数年、もしくは一生続くあなたのビジネスに結び付くのです。

「自分自身が感じているかゆみに対して向き合う」

このことを常に心に留めておいてください。

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