2010年4月28日水曜日

お絵かきキットの広告

今日は大変な雨ですね。

40年ぶりの雨が降るそうですね。
なんだか、異常が続きますが、

私たちは、ビジネスマンなので、ビジネスの世界で
異常を起こさなければなりません。

異常を起こすには、正常を知ることが大切です。
ビジネスでの正常とは、異常を起こした人の言葉。

これが、正常です。

今私は、一人さんの最新刊を読んでいますが、
まさに、正常、禅の教えそのものです。

この世界を確実に理解していれば、ビジネスで道に迷うことは
ないと思います。

一人さんの本確実に読んでおいてください。
特に、最近の「斎藤一人の道は開ける」これがいいです。

さて、話はガラット変わります。

アメリカではかつて、Paint by Number(ペイントバイナンバー)
というお絵かきキットが流行ったことがあるそうです。

それはどんなものかというと、数字が書いてある場所に、
指定された色の絵の具を塗っていくだけでプロ並みの絵が描けるというもので、

「誰でもレンブラントになれる!」という売り文句のもとに売り出されていたそうです。

いつも思うのですが、広告をつくる方法にもそのお絵かきキットの
ような手順が書いてある公式がある、
と思っている方がたくさんいるのではないかということです。

あなたは大衆の心をつかむ方法なんか、
公式さえ分かれば誰にでもつくりだせる、といわんばかりに考えていませんか?

「誰でも分かる」、「バカでも分かる」、
そんなタイトルの書籍や教材は世の中に溢れていますが、
広告もそのように簡単に作れるものだと勘違いしていませんか?

誰でも努力なしに成功できるほど世の中は甘くはありません。

仮に、バカでも広告がつくれたとしても、
それを見るあなたのお客様は決してバカではありません。

彼らは確かな感情とユーモアと知性を持っています。

うそ臭い、どこかで見たことのあるような広告では、
例のお絵かきキットで書かれた絵を見たときの反応しか得ることはできません。

どんな反応かは想像できますよね?

人の記憶に残るような素晴らしい広告というものは、
公式をただなぞっただけでは絶対に生まれません。

偉大な広告とは、画家のレンブラントのような偉大な才能と
ひらめきが組み合わさって生み出されるものなのです。

もしあなたが広告をつくる才能があると思うなら、
あなたにひらめきを与えてくれる人間を探すことが
成功への近道となるでしょう。

広告を自分ではつくれない、しかし自分のビジネスに対する
情熱は誰にも負けないという方は、
文章を書く才能がある人間を探して、

その人にひらめきやアイデアを与えてあげてください。

そうすればきっとあなたはその人と協力して多大な成功を
手に入れることができるでしょう。

もし万が一、あなたが自分の行っているビジネスに情熱が持てない、
と思っているなら私の心からのアドバイスを差し上げましょう。

そんなビジネスはやめるか売却して、新しい仕事を見つけてください。

仕事をしていて自分が空っぽになってしまうような仕事をするには、
人生は短すぎます。

情熱の持てないような仕事では、
人を惹きつける広告を書くことは不可能ですし、
そのビジネスの先は見えています。

いいですか、

広告でもビジネスでも人の物まねだけをしている人は成功できません。

もちろん、人が行ったことからアイデアを得たり参考にしたりすることは
とても重要ですが、そこにあなた自身のアイデアをいれなければ、
競争相手の先を行くことはできません。

お絵かきキットで上手な絵が描けたと満足するのではなく、
あなたにしか描けない素晴らしい絵を描いていく、
そのような心構えで広告つくるようにしてください。

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