2010年3月30日火曜日

人生は広告

このところ広告について書いていますが、
私たちは、「広告マスター」という広告を実践し研究するグループ
であります。なので、様々な広告をテストして、

その結果を新しい広告に繁栄させることを日々実践しています。

私は、ビジネスを成功させるには、広告は不可欠であり、
実は、成功の半分くらいの要素は広告がしめているのではないか?
と感じています。

商品が良くなければならないのは当然ですが、
広告の質を上げる。これを考えて行くべきだと思います。

このブログでは、広告の質を上げるためのヒントを描いていきますので
参考にしてください。

今回は、「パブロフの犬」の話です。

突然なのですが、パブロフの犬の話は知っていますか?

犬に餌を与える前にベルの音を聞かせることを繰り返すと、
ベルの音を聞いただけで、犬は唾液がでるようになるというあの話です。

しかし、パブロフのもう一つの実験はあまり知られてはいません。

パブロフは、さきほどのベルの代わりに、
丸い円の絵を利用して同じ反応を得られるか試してみました。

パブロフは犬にまん丸な円の絵を見せてから
餌を与えるという作業を繰り返したのです。

その結果、ベルの場合より時間がかかったものの、
まん丸な円を見せただけで、犬は唾液を出すようになりました。

ここで、パブロフはさらに面白い実験を思いついたのです。

長細い楕円と丸い円を犬に交互に見せ、
円を見たときだけ、犬が唾液を出すか調べたのです。

パブロフは最初、極端に長細い楕円と丸い円を交互に犬に見せました。

この場合、犬は唾液を出さず、丸い円を見せられれば、
しっかりと唾液を出します。

だんだん楕円を円に近くしていきました。
最終的に円と楕円の違いがほとんどなくなると、
なんと犬は精神的安定を失って、

唾液が出る反応も失われてしまったのです。

パブロフの狙いは、犬にややこしい合図を送った場合、
どんな反応を示すか知るところにありました。

結果、犬は、極度にいらいらし、
最終的にはパブロフの事を完全に無視してしまったのです。

なぜこの話をしたかというと、今日の消費者は、
今述べたパブロフの犬と同じではないかと思うからです。

様々な情報が溢れすぎていて、どれを信じればいいのか
分からなくなって混乱しているのです。

もしも消費者に自分の思い通りの行動をとらせたいのであれば、
メッセージを明確で分かりやすく、

すぐに覚えてもらえるようなものにしなければなりません。

そして消費者にあなたのメッセージ通りの行動をとらなくてはいけない、
と感じてもらう必要があるのです。

複雑なメッセージを送ったとしても、
お客さんはあなたの広告を完全に無視してしまいます。

何が言いたいのか分からない広告では
お客様の注意をひきつけることはできないのです。

あなたの広告の中に、
ややこしいメッセージが入っていないか確認してみてください。

これは当たり前のことですが、当たり前のことこそ、疎かになりがちです。

消費者を2つ目の実験のパブロフの犬のようにしてはいけません。

私たちがよく知っている最初の実験のように、
ベルの音を聞いただけで唾液がでる
(=広告を見ただけですぐに商品を買いたいと思う)

パブロフの犬のように消費者を教育するのです。

それを可能にする広告を書いてください。

2010年3月29日月曜日

「毎月1回、15名限定で行っている平秀信の」ビジネスと人生で成功して幸せになる為の秘密の会議

毎月1回テーマに沿って、約6時間にわたり、分かりやすく、丁寧に解説
朝から夕方まで、講義を行っています。ただ講義を受けるのではなく、
ワークなどの実践も行います。

一方的に講義を受けるのではなく、少人数制のメリットを活かしながら、
質問を受けたり、アウトプットしながら参加型の講義になっています。


まるで個別コンサルを受けているような、マンツーマン指導
講義中分からないことや、解決出来なくて困っていることがあれば、
その都度質問を受け付けています。

あなたが、半年〜1年かけて悩んでいたことを、わずか30秒で解決します。
もし、講義中に質問しづらい場合は、お昼休みや休憩時間に質問を受けています。


平を囲んでのパワーディナー、普段のセミナーで聴けない裏話や、
ビジネスアイデアがどんどん出てきます。

夜は、パワーディナーを行います。無礼講で行いますので、
普段なかなか聞けないことなど、なんでも質問を受けています。

例えば「平さん投資したお金は、今どうなっているんですか?」
「海外に移住している人の成功例はあるのですか?」などの質問なども受けています。


今までの実績

第1回:進化の法則1 孤独・旅・習慣・継続・売上げを上げる最重要課題
日程:2009年 9月27日(日)東京 10:00〜20:00 満員御礼


第2回:進化の法則2 導く者・マーケティング・広告
日程:2009年10月17日(土)東京 10:00〜20:00 満員御礼


第3回:価値を創造するコピーライティング
日程:2009年11月21日(土)東京 10:00〜20:00 満員御礼


第4回:平式チラシ道場
日程:2009年12月19日(土)・20日(日)東京 9:00〜17:00 満員御礼


第5回:生態系ビジネス(軸と枝と根と葉)
日程:2010年 1月23日(土)東京 10:00〜20:00 満員御礼


第6回:ブレインダンプアドバンス(10年間色あせないビジネスをつくる)
日程:2010年 1月24日(日)13:00〜 26日(火)15:00 幕張 満員御礼


第7、8回【特別SP凝縮版】:
情報ビジネス復活法(終わったと思った情報ビジネス・・・実はこれからが始まり)
3000万円コンサルタントになる方法(指導しながら自らが進化していく方法)
日程:2010年 3月27日(土)東京 10:00〜20:00 満員御礼


参加者の皆様の声です。(ほんの一部です。)








































平秀信の月刊戦略会議の最新情報はかちら
https://www.improbic.net/sem/monthly_meetingseminar/

2010年3月26日金曜日

今日は広告について話をしますね。

「視覚と聴覚」

広告は、大きく分けて3種類あります。

1、視覚(目)に働きかけるもの・・・新聞広告・看板など
2、聴覚(耳)に働きかけるもの・・・ラジオCMなど
3、視覚と聴覚両方に働きかけるもの・・・テレビCMなど

普通、広告といえば視覚を刺激するものをイメージしやすいですが、
本当にそちらの広告の方が効果は高いのでしょうか。
私は、かつてこんなアメリカのタバコ会社の例を聞いたことがあります。

1971年、アメリカ全土で、音声を使ったタバコの広告を禁止する
法律が可決されました。

つまりテレビ・ラジオを使ったタバコのコマーシャルが禁止されたのです。

アメリカ人で1960年以前に生まれた人なら全員、
当時タバコのCMに使われていた「Winston taste good, like a・・・」
という歌のメロディーを口ずさむことが出来るといいます。

すなわちタバコを吸う、吸わないに関わらずCMに使われたその音楽が
それを聞いた人に強烈な印象を与えていたわけです。

そして音声を使った広告が禁止されると、
タバコの売上は毎年確実に減っていったそうです。

タバコ会社は新聞・雑誌の全面広告や野球・フットボールのスタジアムの
看板広告などに毎年何十億ドルも注ぎ込んでいたにも関わらず、です。

人はものを見るときに、「見よう」としなければ、
はっきり認識することはできません。

また目に入っても見たくなければ、目をそむければいいだけです。

しかし、音声というのは意識して聞いていなくても、耳に入ってきます。

耳をふさいだとしても完全に聞こえなくなるわけではありません。

神経学者によると、耳に入ってきた音声は意識していなくても、
約5秒間記憶に残るといいます。

それに対して、目から入ってきた情報はたった1秒足らずしか記憶に残らないそうです。

だから裁判のときに法廷で証言をする人が、「見たこと」
に関しては記憶が曖昧なことが多いのに対して、
「聞いたこと」については自信を持って証言することが多いのはそのためです。

「百聞は一見にしかず」、とはよくいいますが、
それがいつも正しいとは限らないわけです。

テレビやラジオに広告を出すことが無理でも、
HPに音声をアップする、ユーチューブの動画を載せるなど様々な形で
音声を宣伝に生かすことは可能です。

「音声は映像よりもずっと鮮明に人の記憶に残る」ということを、
よく頭に入れておいてください。

お客様の声、DRMのマーケティングには必修のものがこれです。
お客様の声を遠し商品をアピールする。

声=音声=記憶に残る

やってくださいね。

2010年3月24日水曜日

ネガティヴ広告

寒い!真冬みたいですね。

さて、話は急に変わりますが。
こんな選択肢があったら、あなたはどちらのチャンスを選びますか?

1、確実に30万円が手に入る
2、80%の確率で40万円手に入るが、20%の確率で何ももらえない

また、
1、確実に30万円失ってしまう
2、80%の確率で40万円失ってしまうが、20%の確率で何も失わない

この質問だったらあなたはどちらの選択肢を選ぶでしょうか?

上記のように似ているけど観点が違う2つの質問は
心理学の分野で実際に使われた質問です。
その質問の結果はどうなったと思いますか?

まず「損失が与えるイメージは、利益よりもインパクトがある
ということを覚えておいてください。

つまり、私たちは利益を得られるときよりも、
損失に直面したときの方がリスクに挑戦する可能性が高くなるのです。

最初の質問ではほとんどの人々はリスクを冒そうとはしません。
40万円手に入るチャンス捨てて、確実に30万円手に入る方を選ぶのです。

しかし2番目の質問では、10万円多く払うリスクを背負ってまでも
損失がゼロになる可能性に賭けるのです。

この実験で平均的なほとんどの人間は、得られる利益を失ってしまう
リスクは避けるけれども、損失を回避するためのリスクには
果敢に挑戦するということが実証されました。

つまり、人は損失を避けるためであれば、
普段よりも思い切った行動をとるのです。

果たしてこの事実を広告制作に役立てることは可能でしょうか。

実際、消費者を不安にさせることで商品の購入に
つなげようとする広告は山ほどあります。
しかし、そういう広告を使うことには疑問が残ります。

実際には見る人の恐怖心に訴えかける広告というものは、
当然ネガティヴな内容を広告に載せる必要があるのですが、
それによって消費者の心が離れてしまう可能性があります。

不快なイメージを見せられた人は、「その広告には関わらないようにしよう」
と考える傾向があり、他の事に注意が向いてしまうのです。

さらにそのマイナスのイメージは広告の製品を出している会社に対して
までも影響を与えてしまい、

結果としてその広告を出すということが
宣伝をするどころか逆効果になってしまうのです。

確かに不安を煽るという方法は強力なイメージを見る人に与えるかもしれませんが、
恐怖を商品購入に向かわせるモチベーションに使うということは
間違っていると思います。

広告というものの目的は、それを見る人の目を惹かせ、
商品にポジティヴなイメージを与えることなのです。

果たしてあなたの広告はどのくらい魅力的ですか?

見る人に新鮮でポジティヴなイメージを与えることが出来ているでしょうか。

広告を出すときにはこのことについてもう一度考えてみてください。

2010年3月19日金曜日

見込み客を集める「13の集客法」 秘訣 本当のお客はだれか?

おはよう。

今絶対に行なわなければならないのは、見込み客を集めることです。
しかも、見込み客を集めることを、習慣にしなければなりません。

私の会社では、9時から12時までが、見込み客を集める仕事を
専門でやる時間です。

その時間は、できる限り電話、メールに出ないようにしています。
では、見込み客を集めるために、どういう方法があるのか?
ですが、以下のようなものがあります。

1.HP
2.ランディングページ
3.セールスレター
4.ブログ
5.紹介
6.アフィリエイト
7.ソーシャルマーケティング(SNS、Twitter,YouTubeなど)
8.PR(TV、ラジオなど)
9.バナー広告
10.メルマガ
11.イベント
12.チラシ
13.DM、ハガキ
14.小冊子
15.FAXDM
16.電話
17.口コミ
18.雑誌
19.本、はがき
20.セミナー
21.勉強会
22.タクシー広告
23.ドアサイン
24.看板
25.ティシュペーパー
26.飛び込み訪問
27.新聞広告
28.同梱
29.PPC
30.

私たちは、ほぼ全部の広告を行っていますが、
中でも、反応率の良い媒体、方法に絞り込んでいったら

13種類の集客法に行きつきました。

あなたも、ビジネスをやっていると思います。
ビジネスをやっている限り、必ず、広告をしなければなりません。

広告なしで、ビジネスを発展させることは不可能なのです。
(口コミ、紹介も広告の一種です)

見込み客がいない・・・どうしたらいいでしょうか?
そういう相談をよく受けます。

しかし、いないと泣いていても、見込み客は来てくれません。

なので、何か広告をしなければなりません。
一番やるべきことは、

「紹介」です。

これには、お金もかかりませんし、マーケのスキルも、セールスのスキルも
コピーライティングも必要ありません。

必要なのは、「いい商品かつ本物」かどうか?これだけです。

まずは、紹介してもらい、商品を買っていただく。
これを繰り返します。

近所、親、親戚、兄弟、友人、知人、恩師、尊敬している人、すれ違った人・・・

まずは、こういう人たちに商品を無料で提供します。もしくは、お金をいただいても
構いません。

「これは〇〇に役に立つ商品です。本来なら無料でお使いいただきたい
のですが、今ビジネスを立ち上げたばかりで私にはお金がありません。
なので、申しわけありませんが、買っていただきたいのです」

と訴え、身近な人に売ります。
その努力を惜しむ人が多すぎます。

mrxも言っています。

「平さん、最も身近な人に売ってください。
そして、子供や妻に誇れないような商品なら打ってはいけません」

このマインドセットを忘れないでください。

身近な人には、恥ずかしくて売れない・・・
そんな商品を世に出す方が恥ずかしいです。

斎藤一人さんは、最も身近な10人の弟子に商品を売っています。
そして、40億円近い年収を得ているのです。

さすが、商人の神様です。

今日塩野七生さんの本を読んだのですが、
そこに俳優の丹波哲郎さんのことが書かれていました。

丹波さんは、演じるときに観客のことを考えないそうです。
では、誰のことを考えるのか?

それは、監督です。

監督をうならせる演技をする。
それだけを考えるそうです。

監督がうなれば、その映画は当たる。
そうすれば、次の映画も使ってもらえる。

そう考えていたそうです。
どうように、塩野さんも考えていたそうです。

塩野さんは、「ローマ人の物語」という本を書かれた人です。
彼女は、誰を思い本を書くのか?

読者のことを考えたことはないそうです。
では、だれを?

目の前にいる、編集者だそうです。
編集者に向かって書く。編集者をうならせてみたい。
その思いだけで書くそうです。

それがうまくいけば、その向こうにいる不特定多数の読者も自然
に通じる。と確信しています。

私たちは、目の前の人を忘れがちです。
目の前の人を喜ばせれば、収入が上がるのです。

しかし、ここで気を付けてほしいことがあります。
目の前のことばかり考えていると、
全体が見えなくなる。

つまり、ビジネスの全体像、システムが見えなくなってしまうということです。
これが見えなくなると、一時的に、現金を手にすることができても、

儲け続けることができません。

まずは、自分のビジネスの全体像を俯瞰して、お金を手に入れる流れを
把握します。

そして、最も身近な人を喜ばせる。

この順番を忘れないでください。

追伸 13の集客法について話しました。
https://www.improbic.net/con/senkyakubanrai/13pattern/

2010年3月18日木曜日

イメージ広告

こんにちは、平です。

前回に引き続き広告についてのお話をしますね。

私、アイコニックが好きなのですが・・・それはいいとして。

化粧品、香水、衣料品、そして飲料などの商品の広告は、
「芸術的」であったり、「派手」であったりと、
イメージが先行する広告が多いです。

それは商品自体にはっきりとした形がないから、という理由もありますが、
「その商品を買うことでこのような気分になれる」
というイメージを押し出すほうが広告としては効果的だからです。

そんな広告が街中に溢れるようになると、
例えば自動車の広告までもがそのイメージ広告に追従しようとしますが、
ほとんどの場合のその戦略は失敗します。

イメージを売っているのであれば、イメージを押し出した広告がウケます。

しかし、固形物としてはっきり存在している商品を売り出すには、
その商品自体を広告の前面に打ち出すことが必要となってきます。

あなたの売りたい商品はどちらの広告の方が適しているでしょうか。

こんな逸話があります。

ある著名なコンサルタントがイギリスの宝石商が集まる講演会に招かれ、
スピーチをしました。

彼はイギリス中から集まった宝石商の人間たちにこう言ったのです。

「私はみなさんに知っておいて欲しいことがあります。

実はダイヤモンドを買う人は、それが世界で一番硬い鉱物である、
などということには全く興味がないのです。

そしていわゆる4つのC、つまりColor(色)、Cut(形)、
Clarity(透明度)Carat(重量)についてはお客様に話さないでください。

人がダイヤモンドにお金を払うとき、その目的は他人を驚かせることです。

ダイヤを買うとき、男性は自分の愛する女性が喜ぶ顔を頭に思い描きます。

女性は自分の友達や、仕事の同僚、近所の人などの反応を想像するのです。

もしあなたがたが本当にダイヤモンドを売りたいのなら、
ダイヤモンドそれ自体の説明をするなんていう時間の無駄はやめてください。」

それを聞いた聴衆の顔からは笑顔が消え、その場は静まりかえりました。

彼は宝石商たちの、ある意味「宗教」とでもいえるような
領域に立ち入ってしまったのでしょう。

イギリスの宝石商たちは、彼らが宝石を売るときは、
イメージを売るのではなく、宝石そのものを売っているのだと、
かたくなに信じているのです。

そのせいかどうか分かりませんが、イギリスではあまり宝石は売れないそうです。

つまり宝石を買いに来るお客様には、そのダイヤモンドが
どのくらい輝いていて、重さがどのくらいで、ということよりも

「それをもらった人がどう思うか」、

ということについて詳しい説明をするべきなのです。

この話から私がお伝えしたいことがお分かりいただけましたか?

イメージを押し出すのか、商品そのものを押し出すのか、
広告を効果的に使うためにはこのこともしっかりと考えてみてください。

ここを間違えると、お客様を集めることはできません。
DRM広告、私たちはこれを推進しています。

なので、イメージ広告は作りません。

商品そのものを売る。商品を手に入れた人の感情を売る。
ということです。

明日、あなたのイメージを覆す、私が作った広告をお見せしましょう。
楽しみにしていてください!

2010年3月13日土曜日

「知性の広告、感情の広告」

あなたは「ジョーズ」という映画を見たことがありますか。

あの映画見ていると、観客は実際に自分が海を泳いでいるかのような気分になります。

そしてあの音楽と共に、
サメが実際に自分に襲いかかってくるかのような
恐怖感を味わうのです。

もちろん、観客は本当に海の中にいるわけではありません。

それは映画であり、あのサメも機械で出来た
ロボットだということも、観客は当然分かっています。

それなのに私たちは「映画が誰かによって撮影されたものである」
ということを忘れて、さも実際に起こっていることのように、
映画にのめりこむことが可能です。

その理由は、私たちの頭の中の「知性」の部分(映画の内容は現実ではないと認識する)と「感情」の部分(映画が現実であるかのように恐怖する)は必ずしも結びついていないからなのです。

この事実は私たちがコピーを書くときに覚えておかなくてはいけません。

実は広告には、見る人の「知性に訴えかける広告」と
「感情に訴えかける広告」の2種類があり、
広告をつくる人間はそのどちらかのタイプの広告をつくろうと思っているのか、選択する必要があります。

「知性に訴えかける広告」というものは、
まず消費者が今まで知りえなかった情報を提供します。

そして、その広告の内容がまぎれもない事実であるということを証明し、彼らの知的好奇心をくすぐることで、広告に対する興味を植えつけるのです。

もしかしたらここまでを読んで、「広告って感情を揺さぶればいいだけだと思っていた。知性に訴える広告なんてものもあるのか」と思った方もいるかもしれません。

それは多くの人が知らないだけで、実際には数多く存在しているのです。

ただ、知的な広告というものはなかなか消費者の感情を揺さぶることはできません。

対照的に、「感情に訴える広告」はお客様がすでに知っていて、常に欲しいと思っているものをもう一度頭の中に思い起こさせるためのものです。

そして、お客様がすでに体験しているものを、新たな視点からもう一度体験してもらいます。

その「新しい体験」をしてもらうことで、消費者はその商品に対する新しい印象を持ち、購入を促す結果になるのです。


映画の例で示したことからも分かるように、知性と感情、両方同時に訴えかけるということは、容易に出来ることではありません。

だからこそ、広告をつくるときにはどちらのタイプの広告にするのか、事前に決定をしておく必要があります。

焦点が定まらず、目的が明確でない広告ではお客様の記憶に残りません。

果たしてあなたの広告はお客様の心に届いているのでしょうか。

知性と感情、どちらでお客様の心をつかむのか、はっきり決まっていますか。

それはコピーライターがペンを握る前にすでに決まっていなければならないことなのです。

あなたが広告をつくる前に、もう一度このことについてよく考えてみてください。

2010年3月12日金曜日

情報ビジネス 3

今日は、情報ビジネス専門家の本音、第3弾です。

伊勢さん
http://www.improbic.net/download/sound/infobiz/ise/ise.mp3


月刊戦略会議を行っています。
今月は、情報ビジネスについて触れていきます。

https://www.improbic.net/sem/monthly_meetingseminar/

2010年3月11日木曜日

情報ビジネス 2

情報ビジネスの続きです。

純粋な情報ビジネス、この分野で成功するには、方法は
一つしかありません。

というか、人が求める情報は一つしかない。といった方がいいかもしれません。
人が求める情報、欲しくて、必要な情報は、

「〇〇で成功する方法」です。これ以外にはないのです。

なので、あなたが作る情報ビジネスの商材は、例えば、

・毎月30万円副収入を得る方法

・1週間でシングルプレーヤーになる方法

みたいなものです。

不思議と、こういうものはどういう時代でも売れます。

大きな軸で、「毎月30万円副収入を得る方法」があるとします。
その軸に、枝で、このようなノウハウがバックエンドで考えられます。

・HPの作り方
・HPの文章の書き方
・PPC広告の行い方

・クレーム処理の方法
・一度集めたお客様を囲い込む方法
・上記を携帯で行う方法

という具合です。

大きなくくりとして、これしかないのです。
で、これを業界別に転用すると、

住宅を毎月8棟契約する方法、という軸を作ったら、

・見学会に人を集める方法
・見込み客に手紙を書く方法
・初回面談で100%アポを取る方法

など、細部に渡るノウハウを作っていきます。

同様に、

整体、エステ、ダイエット、畳屋、塾、歯医者・・・などなど
の成功ノウハウを作ることができます。

そして、このノウハウをもとに、コンサルタントとして、
会員制ビジネスを行っていくのが昨日書いた「2」の情報ビジネスです。

1.ですと、1000万円稼ぐのはかなり大変です。

2.ですと、3000万円から1億円ほど稼げます。

私たちは、1.2両方のビジネスをやっていますが、
本当に、今、稼ぐのは簡単ではありません。

情報ビジネスで稼ぐには、今、必修なのが、「商品が本物である」
ということです。

成功もしていないのに、成功ノウハウを売る。

情報ビジネスで、毎月10万円も稼いでいない人間が、
10万円稼ぐ方法を教える。

無理です。

長嶋一成が、ホームランの打ち方を教えているようなものです。

情報ビジネスも本気で取り組めば、道は開けると思います。
しかし、みな、中途半端です。

何もしないのに、夢だけは見る。
その気もないのに、目標はでかい。

勘弁してください。

そんな人は、現実を見て、普通の生活を求めるべきです。
その方が幸せです。

小池龍之介というお坊さんの書いた「貧乏入門」という本をお勧めします。
ブランド大好きな若者が、全てを捨てお坊さんになり、
今どう生きるべきかを説いた本で面白いです。

さて、今日は情報ビジネス専門化の本音、第2弾です。
川島さん、どうぞお聞きください。

http://www.improbic.net/download/sound/infobiz/kawashima/kawashima.mp3

川島さんのホームページ
http://info-pub.net/mag.htm

明日に続きます。

月刊戦略会議行っています。(限定15名、残り2名)

https://www.improbic.net/sem/monthly_meetingseminar/



川島さん音声


紹介URL

2010年3月10日水曜日

情報ビジネス

寒いですね。死にそうです!

コートを持っていたのですが、関連会社の社長に取られてしまい、
今、コートを持っていないんです!

なので、寒くて寒くて・・・
そんな話どうでもいいですが、今日は、情報ビジネスの話をしたいと思います。

情報ビジネス、これはどういうビジネスか?
そして、情報ビジネスに未来はあるのか?

この2点について話をしていきます。
まず、情報ビジネスとはなにか?ですが、

これは、私の見解です。他の人の意見、見方はあると思いますので、
あくまで、平秀信の考え方ということで聞いてください。

情報ビジネスは大きく3つにわかれると思います。

1.純粋に、情報ビジネスを行う

2.コンサルティングビジネスとして情報を扱う

3.マーケティングの一環として、情報を提供する

こんな感じです。
つまり、情報の使い方が違うということです。
詳しく話しますね。

まず、1、情報ビジネスを行う、です。

・ゴルフが上手になる方法
・ペットの飼育法
・英語が話せるようになる方法

・やせる方法
・文章がうまくなる方法
・海外移住する方法

・中古車を安く買う方法
・お金を稼ぐ方法
・競馬で勝つ方法

・人の心を読む方法
・話し方が上手になる方法
・もてる方法

たぶん多くの人は、情報ビジネスというと、上記のようなノウハウを
ネットで販売することを想像すると思います。

それを、副業で行うか、本業で行うか、二つの道があります。

こういう情報ビジネスは、基本的に自分にノウハウがあるのではなく、
どこかの先生にノウハウを提供してもらい販売するか、

その辺に売っている本や、教材を焼きなおして販売するか、
どちらかですね。

このビジネスは、とても難しいと思います。
理由は、挙げればきりがありませんが、

・ノウハウに信ぴょう性がない
・本で事足りる
・欲しい人が少ない
・買う必要がない

などのハードルを越えられないからです。
ぶっちゃけ、お金を出して買いたいようなまともなノウハウ
がないということです。

まともなノウハウを持っていたら、自分でそのノウハウを使い
商売をやった方がもうかります。

しかし、やらないということは、そのノウハウでは、何もできない
ということです。

仮にノウハウは本物だとします。

しかし、それをどうやって販売していいのか、
それがわかりません。

わかったとしても、実際にやってみるとなかなか売れないのが
現状だと思います。

また、自分がいくら稼ぎたいのか?
それも問題です。

多くの人は、3000万円、1億円など夢みたいな金額を
思い浮かべます。

しかし、その金額はあまりに現実から離れたものなので、
空虚な目標になってしまいます。

純粋に情報ビジネスを行うときに、いくらくらい稼げるのかというと、

毎月10万円稼ぐのでも、大変だと思います。
うまくいっている人はもちろんいますが、
100人に数人という感じではないでしょうか?

私がやったとしても簡単ではありません。
簡単でないというより、1円も稼げないと思います。

情報を作るのは比較的簡単です。(売れるか売れないかは別の話)
専門家に話を聞き、または執筆を依頼し、300Pほどの
マニュアルにまとめればいいわけですから。

商品ができない・・・
そういう人がいたら、よっぽどの馬鹿としか言いようがありません。

品質の問題はあると思いますが、商品を作るのは簡単である。
これは確かなことです。

さて、

情報ビジネスというのは、ノウハウはほぼすべて世の中に出ています。
今後新しいものが出てくるとは思えません。

新しいノウハウを次々に作る、そんなに優秀な人は、
情報ビジネスなどやっていないはずです。

ノウハウは世の中に全てあり、ネット上、本屋さんにそろっている。
後は、

1.自分が何をしたいのか?

2・自分がいくら稼ぎたいのか?

3.自分が世の中に何を提供したいのか?

そこをしっかりと考えなければなりません。

じゃあ、平さんはどうなの?という話ですが、
私の場合は、純粋な情報ビジネスをやっていませんので、
言いようがありません。

やった方がいいですよ。と勧めることをしません。
私がやった方がいい!100%絶対にやるべき!
という情報ビジネスは、初めに書いた1.2.3のうち、2.3なのです。

2.3を行うなら、成功する確率はかなり高くなり、
儲けるレベルも、10万円から100万円、1000万円1億円レベルに
なっていきます。

まず、ここまでをまとめます。

情報ビジネスには、3種類ある。

1.純粋に、情報ビジネスを行う

2.コンサルティングビジネスとして情報を扱う

3.マーケティングの一環として、情報を提供する

1.の純粋に情報ビジネスをやろうと言う人は、儲からない。

ここまでです。

今回は、現在情報ビジネスを専門でやっている3名の方に
インタビューをしました。

普通の話を聞いても仕方がないので、本音で話してくれ。
ということをお願いしました。なので、かなり、真剣な、本当に本音トークです。

ぜひ、お聞きください。
そして、情報ビジネス第一線で活躍している人達は、何をやっているかを
学んでほしいです。

前半(28分14秒)
http://www.improbic.net/download/sound/infobiz/shichiri/shichiri001.mp3

後半(41分41秒)
http://www.improbic.net/download/sound/infobiz/shichiri/shichiri002.mp3

七里さんのホームページ
http://www.hp-dou.com

明日に続きます。

月刊戦略会議行っています。(限定15名)

https://www.improbic.net/sem/monthly_meetingseminar/

2010年3月6日土曜日

サクセス 編集長の言葉

英語ビジネス研究会で色々な取り組みをしていますが、
その一環で、アメリカのサイト「サクセス」の会員になり
情報誌を購入しています。

サクセス、デモンストレーションがすごく上手です。
一度サイトをご覧ください。

今月号の巻頭、面白い記事ありました。

(Don't push, pull. Don't sell, serve

「(営業とは)押すのではなく、引くこと。

お客様を(営業して)どんどん押すのではなく、(お客様の情報を)引っぱる。

売るのではなく、(お客様に)仕えなさい」

Don't push your story, desires or objectives on potential
clients.

自分のストーリー、願望、クライアントになる可能性がある人
の目的などを押し付けない。

Pull thier story, desires and objectives out of them.
Focus on what they want, versus what you want from them.

逆に、彼らのストーリー、願望、目的を引き出す。
あなたがお客様から望むことではなく
お客様が望むことにフォーカスする。

Don't present. Prove, don't pitch.
Solve, don't sell.

プレゼンするな。探りなさい。売り込むな。

解決しなさい。

売ってはいけません。

Make fewer statements, ask more question.

発言はより少なめに、
質問はもっと多く。

Learn how to ask better questions,
not how to do better presentations.

よりよいプレゼンの仕方ではなく
よりよい質問の仕方を学びなさい。


Instead of being viewed as a salesperson,
you will be viewed as someone providing a great service.

セールスパーソンとしてではなく
すばらしいサービスを提供してくれる人として
お客様が見るようになります。

LET THE SIZE OF YOUR PAYCHECK REPRESENT THE QUANTITY OF
PEOPLE YOU HAVE HELPED,
THE NUMBER OF PEOPLE YOU HAVE SERVED.

あなたの給与のサイズが
(給与支払いに書かれた金額(数字))
あなたが助けた人々の量を
あなたがサービスを提供した人の数を
あらわすようにしなさい。

The bigger the number,
the greater servce you have been,
the greater the numger of people you have helped.

数が大きいほど
あなたはもっとサービスを提供し
あなたが助けた人の数がさらに多くなっていくのです。

営業の基本です。
ここを押さえるだけでも、営業成績は上がります。

2010年3月5日金曜日

お詫び

いやー参りました。

昨日からアメリカの予定でしたが、原因不明の高熱がでて、
おまけに、持病のヘルニアが悪化して動けなくなってしまいました。

二日間寝たきり状態。
結局、ウォーレンさんに会いに行く企画はパー。
すべてキャンセルになりました。

私のレポートを楽しみにしていた方、本当に申し訳ないです。
体調を整え再度チャレンジしますので、気長に待っていてください。

話変わります。

情報ビジネスについてお話しします。

情報ビジネスは終わったのか?それとも、これからはじまるのか?
という質問をたくさん受けました。

答えは、「これから始まる」です。

しかし、誤解しないでください。
これからはじまるし、誰にでもできますが、

だれもが成功するわけではないということです。

お金儲けだけを考えている、楽して儲けるタイプの方は
絶対に儲けることは不可能です。

私自信も情報ビジネスを行っていますが、
私のようにできる人は、ほんの一握りの人だけです。

私の場合、情報ビジネスを成功させるための全ての条件がそろった
非常にまれな例なのです。

普通はこんな風にはいきません。

では、どうすればいいのか?ですが、
まずは、情報ビジネスを専門で行っている3名の方に
インタビューをしました。

本音で語ってもらった生の声を聞いてもらうのが一番だと思います。
かなり長時間になりますので、

本当に、情報ビジネスに取り組みたい人だけが
聞けばいいと思います。

現在編集を急いでいます。
かなりやばい話が出ました。とても放送できませんので、
編集でカットしています。

本音で語った情報ビジネス、来週月曜日から3日間にわたり
お送りします。楽しみにお待ちください。

追伸

今月の平秀信の月間戦略会議では、情報ビジネス+3000万円コンサルタント
この二つのテーマについてお話しします。

私が行っている情報ビジネスとコンサルタントとして3000万円の年収を得る
には、どうしたらいいのかを掘り下げました。

興味がある方はお問い合わせください。
毎回15名様しか参加できないとてもクローズドなセミナーになっています。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.improbic.net/sem/monthly_meetingseminar/

質問がある場合、担当高野まで連絡ください。
takano@improbic.com

2010年3月2日火曜日

失敗を予測しろ

コピーライティングセミナー終わりました。
沢山の方に参加していただきました。

本当にありがとうございました。

二日間にわたるセミナーで、
眠たくならないかなー
飽きないかなー

と、心配でした。
しかし、その心配とは裏腹に、みな本当に、
想像していた以上に真剣でした。

眠るどころか、真剣に二日間、私の話に耳を傾けてくれました。
私もこのセミナーのは、3ヶ月の準備期間をかけました。

一度作成したPWPをもう一度手書きで書きました。
そのページ数600P!

結局一番学びになったのは、私自身でした。

二日間でコピーの全てをお話しましたが、
できる限り、大きなくくりでコピーとはなにか?
それを伝えようと思いました。

細部につきましては、まだ話し足りない部分が多いですから、
ワークアウトの方で継続してお話していきます。

コピーをうまくなるには2つの方法しかありません。

一つ目が、仕事を得る事です。

こぴーを覚えてから、完璧にしてから仕事をする!
そう考えないでください。

完璧なコピーなどかける人間はいません。
みな、仕事を得て、その中でうまくなっていくのです。

二つ目、書くことです。

コピーは、離す技術ではありません。書く技術です。
なので、書かないことには、なにもはじまりません。

1.仕事を得る
2.書く

この順番を間違えないように。

失敗したらどうしよう?

そう思う人もいます。
そう思う人は、以下の話を良く読んでください。


私たちの人生には、様々なことが起こります。

運命の分岐点に遭遇し、どれだけ長い時間をかけて悩みぬいたとしても
いざ進んでみた道は大失敗だったりします。

失敗を挽回する暇もなく、あなたがつぎ込んだ膨大な資金と
時間がすべて無になってしまうということもあります。

そんな時、落ち込まないでください。
立ち直ってください。

ビジネスにおいて失敗しない計画を実行するための秘訣は、
予算と時間に十分な余裕を持たせることです。

そうすればどんなに予期しない出来事が起こったとしても、
計画が全て潰れてしまうということはありません。

例えば、飛行機に乗るときには途中で
交通渋滞に巻き込まれたとしても大丈夫なように、
余裕を持ったスケジュールで空港に向かいますよね。

それと同じことです。

私たちは「未来に何が起こるか」、ということは分かりません。

私たちが分かるのは「何かが起こる可能性がある」ということだけなのです。

その「何か」に対して常に準備をしておいてください。

例として、特に海外と取引をするときは
本来の20%増の予算で考えておいてください。

その20%増えた分の予算が「何に使われるか」、
ということは誰にも分かりませんが、そのお金が
「何かに使われる」ということは確かなのです。

あなたはその「何かが起こったとき」のことを
常に考慮に入れているでしょうか。

それともあなたは全てが自分の思いどおりになる
夢の国でビジネスを行っているのですか?

いつ問題が起こるかということを予測するのは不可能ですが、
問題が起こるということは確実なことです。

それに対する心の準備は出来ていますか?

あなたには失敗にもくじけない粘り強さがありますか?

それともパニックになって両手をあげながら、
「こんなはずじゃなかった!」、と泣き叫ぶのでしょうか?

人間誰しもが必ず失敗をします。

重要なことは、自暴自棄になって全てを放り投げてしまうのではなく、
失敗からいかに改善点を見いだし、
自分を成長させることが出来るか、ということです。

人生とは決して楽なことばかりではありません。

しかし、そこからどのような対応をして、
どのように行動していくかということは、あなたの決断に委ねられている、
ということを絶対に忘れないでください。

1.余裕を持つ
2.失敗する可能性は誰にでもある
3.失敗から成功ははじまる
4.決断する

OK?