2009年8月26日水曜日

進化の法則ー7 ライバルを売る方法

ライバルを自社のお客に紹介する方法を話した。

しかし、イメージがつかめないという声をいただきました。

まずは利益を与える。
まずはライバルに自らの大切なお客を与える。

これは、実際にやろうとするとかなり勇気がいる。
自社のお客がライバルに流れて行ってしまう。
その恐怖だ。

しかし、考えてほしいのだが、
大切なのは、お客が利益を得ること。お客が進化することなのです。

私たちは、ついつい、自分のことばかり考えてしまいますが、
自分の利益を考える会社と、
お客の利益を考える会社、お客は最終的にどちらの会社を選ぶでしょうか。

もし、私がお客だったら、紹介してくれた人に感謝します。
そして、何かの機会に恩返しをしたいと思います。

つまり、自分が必要で、欲しい商品を、お値打ちで売っているなら
買うということです。

今日は、私が作ったライバルに利益を与える手紙をお見せしましょう。
実際は、A42頁のものです。


拝啓 〇〇会長

ご無沙汰しています、株式会社エルハウスの平秀信です。
今回たってのお願いがありお手紙を差し上げました。

現在私は海外を旅しています。今年の1月に50才になりましたので、
人生の50年間を振り返り、新しい旅立ちを模索したいと思ったのです。

旅をしていて、常に浮かんできたのが〇〇会長の事でした。
私は〇〇さまに見いだされ、〇〇さまに育てられました。
8年ほど前、当時の社長室において、〇〇会長と初めてお会いしたときの
事は今でも鮮明に覚えています。

〇〇さまとの提携の話の時です。
 
「この男は信用できる。やろう!」〇〇は私を一目みて、
その言葉をかけてくださいました。よけいな話は一切ありません。
私はからだが震えました。
そして、本当にありがたいと思ったのです。

当時の私は、まだ工務店で成功しておらず、〇〇さまのノウハウの
マネ商品を販売していました。

Aさんに、「平さん、そんなせこい事はしないで私たちの手伝いを
してください」そういわれました。

正直に言うと、高飛車な〇〇さん、Aさんが嫌いでした。
しかし、食べていかねばならない、家族を養わなければならないという
思いで、私は〇〇さまに頭を下げたのです。

しかし、〇〇会長は、私を見るなり、そんな小さな事はどうでも良い
ことだ。これから私の力になってくれ、という気持ちで私に接してくれました。

私は涙の出る思いでした。
そして、絶対に力になる。与えられた仕事を確実にやり遂げる、
そう誓いました。

そして、〇〇システム、〇〇エキスパートシステムの販売の
お手伝いをさせていただきました。

おかげさまで会社は順調に伸び、資金も潤いました。
感謝の言葉もありません。

昨年私の身勝手で、提携を解除させていただきました。
私自身の本分、どうしてもやりたいことがあったからです。
私は、お世話になった〇〇さまというより、

私を引き上げてくれた〇〇会長に申し訳ないという気持ちと、
私自身が成長する事が恩返しなのだという気持ちが交錯していました。

唐突ですが、たってのお願いをお話します。

現在私の立ち上げた住宅経営に未だ成功していない工務店、
土建業者、リフォーム屋、建築設計士達が集まってきています。

私は、成功していない人達の苦労を少しでも減らしたいと
この会社を作りました。

そして、彼らに今最も聞かせたいのが、〇〇会長の話なのです。
会長の、どん底からの出発、幾多の困難を乗り越えた精神力、

そして会社、家族を思う優しさ、そのすべてをみなに伝えることが、
どんなノウハウを渡すよりも大切な事だと確信したのです。

どうか私の願いを聞き入れてくださり、不安におびえる人々に、
勇気と生きる知恵を与えてください。心よりお願いします。

〇〇会長の声は、私との対談という形で配信したいと思います。
建設業に関わるすべての人達に聞かせたいのです。
対談に必要な時間は準備も入れ2時間と考えています。

CDの形で提供します。CDのタイトルは、

「日本経済を揺るがした男」としたいです。

提携は解除していただきましたが、私の〇〇さまを愛する気持ち、
感謝の気持ちはみじんもゆらいでいません。
それでは、お返事お待ちしています。


株式会社エルハウス 代表取締役 平秀信
391-0001
長野県茅野市宮川1387-9 AIビル2階


追伸:みなさまに「日本経済を揺るがした男」を送付するとき、
〇〇さまの商品案内カタログ等を同梱させていただきます。
〇〇さまの優れた商品をもっと、
もっと世に広めていくことも私の使命と思っています。


ここで終わり。

追伸

連日紹介している、七里信一さん、伊勢さん、中村さん。
彼らは、私のブログを連日のように紹介してくれました。
また、現在も紹介してくれています。

彼らのブログ読者がたくさん訪れてくれ、今では読者は当初の
倍になりました。

どちらが先に紹介するということではなく、
紹介した方が、読者のためになる。そう思ったからお互いが
紹介しただけのことです。

そこに、少しでも打算を考えてしまうと、躊躇し何もできないですね。

ライバルに利益を与える。そして、自分の精神を進化させるのです。

今回のプレゼント MRX暗黒スペインセミナー コピーの全てです


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