2009年6月22日月曜日

結局

思い出すとおかしいやら、悲しいやら・・・

書くのも精神的に疲れたので食中毒事件は今日で終わりにする。

その夜

結局、痛みやら、心配やらで眠れなくなった。
それ以上に不眠になった理由が二つある。

理由その1 画像

夢を見るというのではなく4枚のピクチャーが現れた。
とにかく鮮明で、ここまでの絵をいまだかってみたことはない。

病院だからかな?霊が描いているのかな?

1枚が、3-4名の人が白い服を着て横たわっている。
モード系の写真みたいな感じ。

1枚が、小学3年生くらいの男女の制服姿。赤と青の制服。

後2枚が、思い出さない。

とにかく鮮明。しかし、みな首から上がない。つまり顔が見えない。
なぜだろうか?

その絵を目をつむりづっと見ていた。

その後、質問が湧いてきた。

「いまなにやってるの?」

寝てる。

「いまなにやってるの?」

ん?これ、どこかで聞いたセリフだな。
帰宅するまでどうしても思いださなかなった。

しかし、帰ってきて、twittrを始めたら、あ、これか。
と思いだした。

いまなにやってるの?という質問がその後朝9時ころまで繰り返された。
そして、それに答えると寝汗で起きる。なんて答えたかわからない。

答えないと、ひどい目にあう。

答えないと、体が金縛りあい、全く動けない。
そこに、ホモが現れて俺に寄り添う。

俺はやめてくれ、助けてくれと叫ぶが声にならない。
1ミリも体が動かない。

わかった、言うから。いま、新刊のこと考えてた。
そう答えると、金縛りが解ける。

しばらくすると、また、いま何しているの?という質問。

無視していると、また、ホモが現れる。
勘弁してください。俺が何をしたっていうんですか?

ホモは笑うばかりで、俺のパンツの中に手を入れてくる。
触っても無理です。今体力ないですから。立ちません。

役に立ちませんから、消えてください。

ホモは、微笑みながら、自分のパンツを脱ぎだした。

後ろを向いたまま、体がしびれ何もできない。

俺は、質問に答えた。もうじきマレーシアを出ます。

ホモは消えた。

結局朝まで自問自答。こんな経験は初めてだった。

絶対にこの病院は何かいる。

しかし、次の日の夜は何も現れない。俺の神経が弱っていただけなのかもしれない。

二日目

この日は、体力と気力が戻ってきた。
ナースをからかい始めた。

すみません、熱がありますか?
ナース手を頭に当てる。
じっと見つめ目をそらさない。

ナースの顔が赤くなる。

あなたはきれいですね。

ナースはさらに赤くなり小走りで消えた。
(色の黒い、体重82キロくらいのナース)

次のナースが来た。

俺知っている?ブラッドピット。

ぶー(笑)ナースは大笑いして、話しながら消えた。

次のナース。

ねえ、俺のウンコ知らない?

爆笑、

次のナース。

いまなにしているの?

お仕事(笑顔)

まあ、こんな感じで、来るナース来るナース、はじから
声をかけて行った。動くtwitterという感じ。

結構それが面白く、ナースも、俺の部屋に入ってくるともう笑って
仕事にならない。ぐっ。むっ。と笑いをこらえながら仕事をする。

俺は、急におなかを出してみたり、シンクロのまねをしたり、
歌を歌ったり、ウインクしたり、早口言葉をやったり・・・

ナースが、面白がって用もないのに俺の部屋に来る。

部屋はいつも賑わっていた。

その日の夜は、眠れないので、スターチャンネルの映画を見ていた。

なぜ寝れなかったのかというと、これも理解できないのだが、

点滴を機械を使って落としている。その機会のモーター音がうるさいのだ。
ブーブーツーツードウドウブー、こんな、あのハトの鳴き声が
機械音になった感じ。

寝れるわけがない。一度クレームを言った。すると、ナースは
すいません。と、その機械をベットから30センチ遠ざけた。

俺はそれを見て、すべてをあきらめた。そして映画を見ることにした。

次の日の朝。

退院となった。

定員の手続きで、3回ほど悶着があったが、これも言葉の壁があるので
仕方がない。それが海外での生活なのだ。

しかし、最後の最後。支払いの時に、1時間以上待たされた。
言っても無駄とはわかっているが、後の日本人がなめられると困るので、
クレームを言った。

あなたは、どうして私をこんなに待たせたのですか?
書類はできていたではないですか?

いえ、AIUとやり取りをしていて・・・

ここから日本語で、
「嘘を言うな。これはここでずっとあなたを見ていた。
俺の書類をそこに置き、次の人、次の人と処理していた。

なめんじゃないよ。なぜ、俺を無視したか、きちんと説明しろ。
なぜ、俺を待たせたのだ」

また、言い訳が始まった。俺はずっと女をにらみ続け文句を言った。
お客がたまってきた。俺は知らん顔で、わかるまで何度も説明させた。

ジャパニーズスタッフを呼べ。
彼女は今忙しい。
では、わかるように説明しろ。

てなことを、その日は時間が有り余っていたのでずっとやっていた。
3か月前の俺なら、sorryと、こちらが謝り1分で方がつく。

話せないし、度胸もないし、どうしていいかわからないし。

しかし、それは嫌だった。

おれもクレーマーではないので、理解できればそれでいい。
なめられなければそれでいいのだ。

15分ほどやり取りをして、俺は納得した。

その後
タクシーに乗りサービスアパートメントに戻った。

これが、食中毒事件の顛末だ。
最後ははしょってしまった。

明日から、また、いいことがあるといいな。

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